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カリッサ・ムーア Photo: WSL / Miers

現地時間2021年5月4日(オーストラリア)、CT第4戦「Boost Mobile Margaret River Pro presented by Corona」が開催。

イベント3日目となる本日は、サイズダウンが進んでいたのでウイメンズのラウンド3のみが開催されました。

今回の記事は、マーギーズプロのイベントレポート、動画、今後の波予報といったイベント情報をお届けします。


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イベントレポート

ウイメンズ

朝一のコールでは、ウイメンズのラウンド3とメンズのラウンド4を開催予定と発表してスタートとなった本日。

本日は一日を通してサイズダウン傾向で、サイズダウンならば少しでも波が残る午前にメンズをやるはずなのにウイメンズスタートに違和感を感じた通り、結局メンズは開催せずに終了しました。

ウイメンズラウンドは昨日のメンズと異なり、オーバーラッピングヒート進行ではなく、通常のマンオンマンヒートで進行してこなしたヒート数は8ヒート。

ウイメンズはクオーターファイナリストが出揃ったので、次なるウイメンズ開催となる時は、基本的にはイベント最終日となる可能性が高いです。

ごくまれに変則的な進行となることはあり、今イベントは変則的になる可能性はあると予想していて、記事後半の波予報に記しています。

キャロリン・マークス Photo: WSL / Miers

本日唯一の番狂わせと言えるのは、ヒート1にて現CTランク2位のキャロリン・マークスがローカルのブロンテ・マコーレーに敗退したこと。

今季のブロンテはニューカッスルカップでキャロリンに敗れているので、一つ借りを返したと言える結果でした。

大金星を挙げたブロンテのコメントは以下となります。

イベント開催のファーストヒート出場はいつも緊張しちゃうわ。

そろそろ好成績を残さなきゃならない時期だったから、ラウンド3突破は非常に大きな意味合いがあるし、良い波に乗れて良かった。

キャロリンは手強い相手だから、タフなヒートになることは分かってたから、今回は私が勝つ番って自分自身に言い聞かせていたわ。

ホームでのコンテスト出場は最高。慣れ親しんだ場所で家族や仲間に囲まれている時に私は幸せや充足感を感じるから。

ラウンドアップできてストークしてるし、このイベントで優勝できれば最高だわ。

都筑有夢路 Photo: WSL / Miers

ヒート2ではリプレイスメント出場の都筑有夢路が登場し、ジョアン・デフェイと対戦して敗れることに。

マーガレットリバーは水量が多く強いオフショアが吹きつけていたことから、プライオリティを持って波に乗ろうとしながらも2回ほど波に乗れないミスがあった点も敗因に繋がったことでしょう。

ただ、パドリングが強いと言われるタイラー・ライトさえも波に乗ろうとして乗れないこともあったので、マーガレットリバーはトリッキーかつ経験がものをいうブレイクなのでしょう。

その他のヒートはごく順調にトップシードが勝ち進み、最も安定感があるように見えたのは4×ワールドチャンピオンのカリッサ・ムーア。

レールゲームの安定感が圧倒的だったカリッサは、本日のシングルハイエスト8.93、トータルハイエスト16.93をマークしています。

本日の結果

今後のヒート表

本日のフル動画

ポストショー

波予報

今後はサイズアップしても風がオンショアやサイドショアであったりと、公式波予報のサーフラインによると5月8日までは開催されない可能性が高いとのこと。

風向きが好転してくるのは5月10日で、波のサイズは日中で6~10フィートと一日を通してマーガレットリバーらしいコンディションに恵まれそうです。

翌11日はサイズダウンが進み、午前は5~7フィートまでサイズダウンするものの、風はオフショアだそうです。

この波予報をもとに今後の開催を予想すると、5月10日にメンズのラウンド4~クオーターファイナル、ウイメンズのクオーターファイナルを開催。

5月11日午前に男女共にセミファイナルからスタートのイベント最終日にするのではないかと思います。

まとめ

西オーストラリア州と日本の時差は1時間で、日本の方が1時間進んでいます。

現地時間の午前7時にファーストコールの場合、日本時間は同日の午前8時となります。

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公式サイト「Boost Mobile Margaret River Pro presented by Corona 2021

公式サイト「Boost Mobile Margaret River Pro presented by Corona 2021 - Women's

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