米国ノースカロライナ州のアウターバンクスをホームとするスーパーグロムのウィル・ディーン「Will Deane」(13歳)。
そのウィルがサーフシーズンとなっている中米をサーフトリップ中にニカラグアでグッドウェイブをスコアしたとか。
今回の動画は、ウィル・ディーンによる中米ニカラグアでのフリーサーフィン映像をお届けします。
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13歳にもかかわらずスーパーグロムと言うことで、すでに世界を飛び回る生活を送っているウィル。
今年2021年5月にウィルはコスタリカをサーフトリップしていたものの、スウェル予報に合わせてニカラグアへと移動し、ほぼ混雑とは無縁のエリアでバレルをゲットしたとか。
中米と言うと、サーフカントリーとしてはメキシコ、エルサルバドル、コスタリカなどが有名です。
ちなみに、メキシコは北米か中米かの議論はありますが、日本の外務省は公式サイトで中米に分類しているので中米としています。
話を戻し、ニカラグアはサーフエリアとしてはメジャーではないのですが、実はサーフィンには最適な国です。
ニカラグアのニカラグア湖の西に位置する沿岸は、ほぼ年中オフショアが吹くためです。
季節に応じて大抵のエリアは主要な風向きがあり、風向きを決める要因の一つが陸地と海上の気温差にあります。
日本で言えば夏場にオンショアが吹きやすい理由は、熱い日差しによって陸地の気温が海上よりも上昇するため、陸地を冷やそうと海上から陸地へと風が吹くためです。
似たような現象がニカラグアでも発生し、ニカラグア湖が年中温暖な西側の陸地を冷やそうと風が吹くことで、ほぼ年中オフショアが吹いているのです。
ずっとオフショアが吹いているのならば風が止まってる朝一を狙う必要もないので、必然的に日中であればいつでもサーフ可能なので混雑も緩和される点は最高ではないでしょうか。
最後に、ウィルが訪れたエリアは上記に貼り付けた地図で赤ピンを刺しているコロラドだそうです。