世界で最もシャークアタックが発生するエリアとして知られるアメリカのフロリダ州。
ただし、フロリダのシャークアタックでは浅瀬で発生する事が多いことから大型のサメではないので、死に至るケースはまず聞いたことがありません。
そんなフロリダにて再びのシャークアタックが。
今回の記事は、今週月曜に米国フロリダ州で発生したシャークアタックに関するニュースをお届けします。
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2021年6月14日に発生した今回のシャークアタック。現場となったのはお馴染みと言えるニュースマーナビーチです。
ニュースマーナビーチでのシャークアタックは何も珍しいわけではないのですが、今回の件は同日に同じビーチで2件発生となりました。
一人目の被害者は71歳のボディボーダーで、膝ほどの水深のエリアで右足を噛まれたものの、現場で応急処置をしてもらうのみの軽傷で済んだと言います。
2人目の被害者は12歳のジェイ・ヴィラミで、こちらは病院に搬送されるほどの重症となっています。
ジャイ本人によるシャークアタック発生時の状況は以下となります。
腰ほどの水深のエリアで立っている時、足に衝撃を感じたんだ。しかも2回もね。
僕の足の2か所に噛みついてきたんだ。それで僕は左足を使って、エラを蹴り上げたんだ。
このシャークアタックで足からはかなりの出血を伴ったということですが、ラッキーなことに近くにいたサーフインストラクターのナーリーチャーリーが救助に駆け付けてきてくれることに。
傷口が相当生生しかったから、ジャイには足を見ないように伝えたんだ。それからビーチで応急処置をすることにした。
まずやるべき事は止血で、リーシュコードを使うことにしたんだ。
膝の辺りでリーシュコードを5重くらいに巻き付けたら見事に出血は止まってくれた。
その頃になると救命救急医が現場に到着して、連絡してから10~12分ほどだったと思う。
救急救命医によってジャイはいったんハリファックス病院に搬送され、その後アーノルドパーマーへと空輸され、現在のジャイの容体は安定しているとのこと。
シャークアタックが珍しくないフロリダということで、ジャイも退院後のサーフィン復帰を楽しみにしているそうです。
ただ、高額な医療費で知られるアメリカということで、治療費支援としてのクラウドファンディングが行われているので、興味のある方は下記リンク先をチェックして見て下さい。
クラウドファンディング「Jai's strong like a surfer」
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参照記事「12-year-old surfer bit by shark at Florida beach speaks to FOX 35」