唯一無二のユニークなサーフスタイルが特徴のスタイルマスターのアレックス・ノスト「Alex Knost」(36歳)。
アレックスがユニークな点はサーフスタイルのみに留まらず、自身で手掛けるサーフボードシェイプに関してもユニークな点が際立ちます。
そんなアレックスが新たにシェイプしたのが「Twonzer(ツウォンザー)」。
今回の動画は、アレックス・ノストによるツウォンザーでのフリーサーフィン映像をお届けします。
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「Twonzer(ツウォンザー)」とは造語で予想できる方が多いと思いますが、「Twin Fin」と「Bonzer」を掛け合わせたもの。
ツインとボンザーを掛け合わせることで、フィンの枚数的にはクアッドになっています。
構成としては、ツインフィンの目の前にボンザーが鎮座する形となります。
バックフィンとなるツインは正面にボンザーがあることから、フィンのベース部分を狭め、高さを出すデザインにしたとのこと。
シェイプしようと思ったきっかけは、マイク・イートンによる「Zinger」というモデルの写真をネットで見たためとか。
5年ほどボンザーに乗り込んでいた事から興味を持ち、ボンザー×ツインというデザインを長めのボードに取り入れてみたと言います。
ターゲットとなる波はカリフォルニアの小波で、目標としてはボンザーのコンケーブ、そしてコンケーブによる揚力を生かしてフラットセクションをトリムできるようにする点にあるそうです。
見た目的にも非常にインパクトがあると同時に、このような実験的なトライを行うアレックスの遊び心と言い非常に興味深いですね。
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参照記事「Watch: Alex Knost Shoots A Flaming Arrow Into Your Stockpile Of Performance Shortboards」