サーファーにとって大人気エリアであるインドネシアのバリ島の波情報を提供してくれる「Surfers of Bali」による月間ダイジェスト動画。
年間で最もビッグスウェルが発生しやすい7~8月のピークシーズン目前の6月なので、徐々にシーズンの佳境へと向かっている時期となります。
今回の動画は、「Surfers of Bali」が公開した2021年6月におけるバリ島の波動画のハイライト映像をお届けします。
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クタビーチやウルワツといったブキット半島のサーフスポットの様子を見ると、いよいよピークシーズンに向かっていると実感しますね。
理由としては、西向き沿岸にとって波のフェイスが整う季節風がオフショアとなるためです。
クタビーチと言うと観光ガイドなどにはサーフィンの聖地と称される事が珍しくないのですが、サーファー目線から見るとどうなのでしょうか!?
インド洋からのビッグスウェルが入るというアドバンテージはありますが、海底が砂と地形が変化するビーチブレイクなので、個人的には日本のビーチブレイクと大差ないと感じます。
海外へとサーフトリップするならば、やはり体験すべきは素晴らしい波がブレイクする地形となっているリーフブレイクやポイントブレイクでしょう。
バリ島でどうしてもビーチブレイクでサーフしたいならば、クタビーチよりも北寄りのビーチブレイクがベターだと思います。
クタビーチは繁華街で宿が密集しているクタに位置していることから混雑しやすいのですが、クタからビーチ沿いを北へと移動すれば混雑は緩和されていきます。
クタビーチは広いオープンビーチとなっているもののエリアによって名称は異なり、北へ向かうとハーフウェイ、レギャン、パドマと変化します。
ビーチブレイクなので波はあくまでもその時の地形次第なのですが、個人的なイメージとして北へ向かうほど混雑がバラけて波が良いイメージがあります。
最後に、クタビーチはゴミだらけで汚いイメージを持っている方もいると思いますが、あくまでも訪れた時期によりけりで、ゴミが大量発生するのは北西からの季節風で流れ着く11~3月の雨季となります。