後10日もすれば幕開けとなる2022年シーズンのCT(チャンピオンシップツアー)。
CTとはコンテストサーフィン最高峰の舞台であり、一般的に言われるワールドツアーを指します。
その2022年CTのイベントスケジュールと今季WSLファイナルの会場が正式に発表されました。
今回の記事は、CTイベントスケジュールとWSLファイナルに関するWSLによるプレスリリースといったニュースをお届けします。
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ワールドツアーファンにとって見れば、今回のニュースを不審に思う方もいるかと思います。
と言うのも、昨年2021年8月にすでに2022年CTスケジュールについては正式に発表されているためです。
にも関わらず新たにプレスリリースがあったという事は、スケジュールが変更されたためです。
新たに発表された2022年CTスケジュールは以下となります。
昨年発表時の情報との大きな違いは、CT第7戦に設定されていた南カリフォルニアのローワーズイベントがキャンセルとなり、代わりに中米エルサルバドルでのCTイベントが追加となります。
ローワーズ(ローワー・トレッスルズ)はCTレギュラーシーズンのイベントではなくなったものの、今季も昨シーズンに続いてWSLファイナルの会場になるとのこと。
今回のプレスリリースに関し、WSLのエリック・ローガンCEOは以下の声明を発表しています。
昨シーズンに初開催となったWSLファイナルは、これ以上ないほどの成功を収めました。
CTランクトップ5が素晴らしいコンディションで真っ向勝負をして、男女共に同日にワールドタイトルが決まる瞬間を目撃できるなんてスペシャルだからです。
新たなフォーマットはファンの心をしっかり掴み、WSL史上オンラインでの視聴者数は過去最多数をマークしました。
今シーズンもローワーズでのWSLファイナル開催を楽しみにしています。
さて、今季からはミッドシーズンカットも導入されるので、どのような作用を見せるのか注目が集まります。
と言うのも、怪我によりすでにCT初戦から第2戦までの欠場を発表しているヤゴ・ドラのようなCTサーファーにとっては明らかに不利になるフォーマットです。
なので、そういったサーファーに対してどのようなフォローを行うのかなど、大きなポイントの一つになるでしょう。
新たな手法を取り入れれば、弊害が出てくるのは避けられないので、どう対処しながらツアーを進化させていくのか非常に楽しみですね。
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公式サイト「WSL」