新型コロナワクチン未接種者であるテニスのノバク・ジョコビッチが、入国拒否されたことで大きな話題となったオーストラリアへの入国問題。
同様のケースがサーフィン界でも起こりえるかもしれないと、オーストラリアのメディアでは報じられています。
そのケースが当てはまる恐れがあるのが、11×ワールドチャンピオンのケリー・スレーター「Kelly Slater」(49歳)。
今回の記事は、ケリー・スレーターがオーストラリアンレグ出場のために豪入国できるのかに関するニュースをお届けします。
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SNSを通じてこれまでに「反ワクチン派」ではないものの、「ワクチン義務化に反対」のスタンスを取っているケリー。
トップアスリートとして食事など自らが摂取するものに敏感であるため、ワクチンに対して抵抗があるのも当然と言えるのかもしれません。
そんなケリーが属しているワールドツアーを運営しているのがWSL(ワールドサーフリーグ)で、WSLは「サーファーのワクチン接種は義務ではないけれど、未接種だと海外移動が困難になり、国によっては入国拒否の恐れもあり得る」と声明を発表しています。
そんな中、ケリーがジョコビッチを擁護するSNS投稿を行ったとのことで注目を集め、そのコメントが以下となります。
今じゃストックホルム症候群が、メルボルン/オーストラリア症候群に名前を変えたのかもね。ワクチン接種状況に関わらず、みんなの心の中で洗脳された憎悪が膨張して。
このようなSNS投稿も一因となったのか、サーフィン大国オーストラリア×レジェンドサーファーということで、豪スポーツ担当のリチャード・コルベック大臣がケリーについて言及することに。
ビクトリア州と西オーストラリア州でのCTイベント開催前にワクチン接種をしなければ、ケリーがオーストラリアに入国できる可能性はゼロに等しいだろうね。
ケリーはルールは把握しているはず。サーファー、テニス選手、観光客と誰であろうとルールは遵守で、例外はなし。
さて、ワクチン未接種問題で言えば、ガブリエル・メディナが昨シーズンに「ワクチン未接種だからタヒチイベントに出場できない」と言及したことがありました。
ガブリエルはオリンピック選手であったため、優先的にワクチン接種を受けられる機会はあったものの接種をしていなかったので何らかの理由があるのでしょう。
もしも、今もガブリエルがワクチン未接種であれば、オーストラリア入国問題はケリーのみならず、ガブリエルも対象となってくるので気になるところです。
最後に、今なおCTサーファーとしてトップレベルに君臨するケリーも、来月2月11日には50歳になります。
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参照記事「Kelly Slater has ‘no chance of getting in’ if not vaccinated: sports minister」