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現役CT(チャンピオンシップツアー)サーファーでハワイアンのジークこと、イズキール・ラウ「Ezekiel Lau」(29歳)。

そのジークはクイックシルバーがメインスポンサーでしたが、新たにハワイ発ブランドの「AVVA(アヴァ)」に移籍することを発表しました。

今回の記事は、イズキール・ラウの移籍に関する話題とクイックシルバーなどの買収に関するニュースなどをお届けします。


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1月に開催されたエディイベントではクイックシルバーのステッカーを貼っていたので、サプライズと言えた今回のジークの移籍話。

一般的にプロサーファーが移籍する場合、古巣への感謝投稿と新たなスポンサーへの意気込み投稿をSNSで行うのですが、ジークの場合はクイックシルバーとの契約解消に関する投稿はありません。

そのような事情を踏まえると、円満な契約解消ではなかったのかもしれません。

何はともあれ、ジークが新たなメインスポンサーに選んだのはアヴァという聞き馴れないハワイ発のアパレルブランド。

同ブランドはハワイアンプロサーファーのケコア・カジメロが創業者ということで、サーファーによるサーファーのためのブランドだそうです。

さて、ジークが離れたクイックシルバーですが、買収されるとの噂が広まっています。

少し複雑なこれまでの流れについて触れておくと、クイックシルバーはオリジナルの企業名で、メンズはクイックシルバー、ウイメンズはロキシーというブランドで展開していました。

2015年にはアメリカで破産法を申請して、1年半ほどの企業再編を経るとクイックシルバーからボードライダーズへと社名変更して心機一転。

その後、ボードライダーズはビラボンを買収し、ライバル企業だったクイックシルバーとビラボンが同じ傘下に入ることになりました。

ライバル企業が同じ傘下に入ると言うと、アメリカのサーファー誌とサーフィンマガジン誌を思い出してしまいます。

話を戻し、そのボードライダーズのマネージメントをしているのがオークツリーキャピタル社で、オーセンティック・ブランズ・グループ社が買収に乗り出すと報じられているのです。

親会社が変われば会社の方針が大きく変更することは珍しくなく、サーフ業界におけるセンセーショナルな事例としては、ハーレーがブルースターに買収された時が挙げられます。

数多くのライダーたちが契約解除となったのですから。

もしも噂通りに買収されるとなれば、ボードライダーズの各ブランドのライダーたちにどのような影響を及ぼすことになるのか気になるところです。

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参照記事「Authentic Brands Group Re-emerges as Potential Buyer of Boardriders