トップビッグウェイブサーファーとして活躍しているハワイアンのカイ・レニー「Kai Lenny」(29歳)。
カイはパドルインとトウインの両方をこなすタイプで、特にトウインで見せるハイパフォーマンスサーフィンは異次元レベルと言えるほどずば抜けています。
そんなカイの伝説的パフォーマンスがWSLでライブ中継されたのが2018年のこと。
今回の動画は、カイ・レニー劇場と言えるマウイ島ジョーズでのトウインサーフィン映像をお届けします。
スポンサーリンク
動画が撮影されたのは2018年11月26日のことで、この日はWSLによるビッグウェイブイベントのジョーズチャレンジの開催日。
当時のジョーズは朝一からウイメンズラウンドが開催となり、ウイメンズが終了するとメンズラウンドがスタート。
でしたが、スウェルと風が強まったことからWSLは危険なコンディションと判断を下し、イベントは翌日に持ち越しとなることに。
当時のWSLのビッグウェイブイベントはパドルインのみとなっていて、カイも招待サーファーとしてイベントに出場していました。
そして翌日にはヒートが控えていたものの、ジョーズがビッグサイズになったことからトウインセッションを繰り広げ、WSLによるライブ中継が行われたのです。
カイのパフォーマンスもさることながら、この日はアルビー・レイヤーがWSLの判断に対する無言の反発といった感じでイベントがオフとなった海に入って行ったりとサーフィン史に刻まれる一日になったと言えるでしょう。
ちなみに、この日にカイが乗った波のサイズが73フィートということで、2018/2019年シーズンビッグウェイブアワードの「Men's XXL Biggest Wave Award」部門を受賞しています。