サーファーにとって大人気エリアであるインドネシアのバリ島の波情報を提供してくれる「Surfers of Bali」による月間ダイジェスト動画。
10月のインドネシアはサーフシーズンである乾季の最終月であり、一般的には11月から雨季へと季節が移行することから季節風の向きが変わりやすかったりと不安定なタイミング。
今回の動画は、「Surfers of Bali」が公開した2022年10月におけるバリ島の波動画のハイライト映像をお届けします。
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一応、乾季のラストマンスというレイトシーズンに当たる10月ですが、コンスタントにスウェルが入り南東からの季節風といったコンディションとはならない日も多かったとか。
動画の概要欄に記された10月のコメントは以下となります。
すでに雨季へと季節が移行した感のあった10月。
コンスタントに西寄りの風が吹いたり雨降りが増えたりと、普段であれば11月や12月にならないと見られないコンディション続きだったから。
その結果としてウルワツでグッドコンディションになる日は少なく、かと言ってスウェル自体があまり発生しなかったのでクラマスのコンディションが決まる日も少なかった。
そこで頼りになるのはチャングーだけど、チャングーもまた午前も半ばに差し掛かるとオンショアとなる西寄りの風が入る日がほとんどで安定しなかった。
過去最高の10月とは行かなかったけれど、それでも探せばどこかしらではサーフ可能な波が必ずブレイクしていた。
一般的にインドネシアの雨季は11~3月、乾季は4~10月頃と定義されています。
ですが、近年では5月になっても雨降りが続いたりと季節の移り変わりが大きく前後することも珍しくありません。
私が今年訪れた時は、6月でもかなり雨が降っていて、6月終わりにして大雨続きでしたので。
乾季になるのが遅く、雨季に入るのが早いと言うことは、乾季の時期が短くなっているのかもしれません。
雨季になると水温が上がるので、サーファーにとっては悪い点ばかりではないのですが。