ハワイを代表するエンターテイメントサーファーとして知られるメイソン・ホー「Mason Ho」(34歳)。
そんなメイソンが得意とするのはエアリアルとビッグバレル。
ということで、エアセクションが有名なテキサス州のBSRサーフリゾートには頻繁に足を伸ばしていて、同ウェイブプールでの新たな動画が公開。
今回の動画は、メイソン・ホーによるBSRサーフリゾートでのフリーサーフィン映像をお届けします。
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BSRサーフリゾートでは、世界初メイクとなるクライストエアーをメイクしているメイソン。
そんなエアリアルを得意とするフリーサーファーですが、今回注目したいのはバレルでのストール。
ストールとは、バレルに入るためのスピードダウンのテクニックで、基本的にバレルになるセクション付近はめちゃくちゃパワーがあるのでとんでもなくスピードが付きます。
だからこそ、一般サーファーでバレルを狙っても、バレルの前のセクションを走っているサーファーが多いはず。
そこでストールが必要になるのですが、以前であれば腕を波のフェイスに突っ込んでストールするプロが多かったように感じ、私も腕を突っ込みますが思ったほどスピードダウンしません。
しかし、近年ではウィリーさせてのストールが多くなり、実際にサーフムービーを見ると一目瞭然だと思います。
これだけ多くのサーファーがウィリーでストールさせていると言うことは、ファンクショナルであるのは言わずもがなでしょう。
ちなみに、ストールなんかしたくないというサーファーならば、バックドアと言って波のピークの裏側からテイクオフするのも一つの手です。
もう一つは達人技ですが、ケリー・スレーターが2008年にパイプマスターズで優勝した時、当時では考えられない5フィート台のボードに乗っていました。
その理由をケリーは「ブレイク寸前までボードが走らないから、テイクオフからそのままバレルに入れるんだ」と口にしていました。
これは究極のテイクオフテクニックを持つケリーだからこその手法かもしれませんが、色々なアプローチがある点は興味深いですね。