Photo: Tony Heff/World Surf League

現地時間2023年2月7日(ハワイ)、ハワイのオアフ島パイプラインを会場としたCT初戦「Billabong Pro Pipeline」が開催。

本日は予想通り、オーバーラッピングヒートでメンズのラウンド3~4まで開催し、メンズのクオーターファイナリストが出揃いました。

今回の記事は、ビラボンプロパイプのイベントレポート、動画、今後の波予報といったイベント情報をお届けします。


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イベントレポート

残念ながら思っていたほどのコンディションに恵まれず、再開となったメンズラウンド。

午前など厳しい時間帯もあったので、続出したのがビッグネームによる早期敗退。

ラウンド3では2019年ワールドチャンピオンのイタロ・フェレイラ、そしてディフェンディングチャンピオンで11×ワールドチャンピオンのケリー・スレーターがロースコアバトルの末に敗退を喫しました。

敗退を受けてのケリーのコメントは以下の通り。

フリーサーフィンでもリズムに乗れなくて、2晩前には風邪をこじらせて体調がすごく悪く、昨日の時点ではサーフィン出来るかどうかも分からないくらいだった。

今日は体調が落ち着いてかなりリラックスできて、じっくりと波を待つことにしたんだ。

しばらくして3ポイント台の戦いになって、逆転を狙ってバックドアにかけたけどダメだったね。

時にはこんなこともあるし、去年は僕の番だったけど今年は違ったみたい。

ラウンド4に進むと、今度は3×ワールドチャンピオンのガブリエル・メディナがジャック・ロビンソンを相手に敗退。

かなり僅差のバトルとなり、ガブリエルはパイプでバレルメイク後にフルローテーションを仕掛けて着地でワイプアウト。

あの着地が決まっていれば、ガブリエルの勝利だったかなと思えるほど、かなりの接戦の末の結果でした。

本日の主役と言えるのはローカルであるジョンジョン・フローレンスで、特にラウンド4ではほぼパーフェクトスコアと言える19.33ポイントをマーク。

まずはありえないほどディープなバックドアバレルをメイクして、ジャッジ3名がパーフェクト10を付けての9.93ポイント。

カメラもバレルの出口を追い付いていなかったので、誰もが潰されたと思っていた中でのメイクでした。

もう1本もバックドアバレルで、こちらのバレルはジョンジョンにしてはアベレージと言った内容でしたが、バレルを抜けた後にエアリバースというコンボで9.40とコールされました。

ジョンジョンの勝利者インタビューは以下となります。

エキサイティングで楽しかったよ。

あの波は面白くて、ワイド気味なブレイクだったけど、バレルの中はしっかりパンピングできるくらいクリーンな壁が広がっていたからメイクできてストークしたね。

2本目の波はちょっとバレル内がねじれた感じで空間が狭くなったから身を屈めて乗り切り、最後は軽いエアーを入れられて良かった。

明日はサイズダウンするだろうけど、バックドアがファンコンディションになればって願ってる。

クオーターファイナリストは、ジョーディ・スミス、レオナルド・フィオラヴァンティ、リアム・オブライエン、カイオ・イベリ、フィリペ・トレド、ジョアン・チアンカ、ジャック・ロビンソン、ジョンジョン・フローレンスとなっています。

ヒート表

ハイライト動画

波予報

明日は本日のスウェルがサイズダウン傾向となるので、明日午前にイベントを終了させる予定となっています。

まとめ

日本とハワイの時差は19時間で、日本が19時間進んでいます。

明後日のファーストコールとなる現地時間の2月8日午前7時45分は、日本時間では2月9日午前2時45分となります。

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公式サイト「Billabong Pro Pipeline

2023年ビラボンプロパイプの過去記事

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