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4月から待望の乾季のサーフシーズン入りしたインドネシア。

多くのサーファーが極上な波を求めてインドネシア入りしてきていて、国籍として最も多いサーファーは距離的にオーストラリアからでしょう。

そんなオージーサーファーの一人がサーフトリップでやって来たインドネシアで逮捕される事態に。

今回の記事は、スマトラ島沖合に浮かぶシメルー島で発生したオージーサーファーによる暴行事件に関するニュースをお届けします。


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加害者として逮捕されるに至ったのは、ヌーサをホームとするオーストラリア人のボーディ・マニ・リスビー-ジョーンズ「Bodhi Mani Risby-Jones」(23歳)。

4月終わりに発生した今回の事件について、報道によるとボーディの罪は、泥酔、暴行、全裸により勾留されているとのこと。

逮捕の決定打となったのは、ローカルのフィッシャーマンへの暴行と言われています。

事件に至るまでの伝えられている話によると、加害者は滞在先のサーフキャンプの部屋から裸で飛び出してきて、キャンプ外に出ようとする加害者をセキュリティガードが止めようとすると暴行。

その後は、他のローカルなどにも手を上げ、最終的にバイクに乗っていたフィッシャーマンを押し倒し、被害者は踵の骨にヒビ、足首骨折、50針縫う怪我を負ったとのこと。

逮捕後の加害者による声明は以下の通り。

自分の起こした行動、そして海外にいるオーストラリア人として恥ずべき行動だったと申し訳なく思っています。

なぜあのような行動を起こしてしまったのか自分でも分かりません。

お酒に関しては普段からそれほど飲むタイプではなく、今回も免税店で購入したウォッカを1ショット飲んだだけでした。

今回の件で、加害者は大怪我を負わせたフィッシャーマンとその家族から、医療費や失業補償として6万ドルの補償金を求められているとのこと。

暴行罪という罪に関しては、怪我の程度に応じて最長で5年の投獄になるそうです。

また、アチェ州はインドネシアの中でも最もイスラム色が強い事から、イスラム法とも呼ばれるシャリア法が適用されています。

そして厳格にアルコール禁止となっているので、もしも加害者にシャリア法が適用となれば鞭打ち40回の刑が該当するとか。

このシャリア法ですが、イスラム教徒に向けてのルールではあるのですが、他宗教の信者にも適用され、過去にはキリスト教徒の男女が人前でイチャイチャしたとかで公開鞭打ちになっているほど。

さて、加害者が狂った行動に出た原因が定かではないのですが、事件後に加害者が泊まっていたサーフキャンプが、被害を受けたローカルから火を付けられそうになったりしたとか。

また、同サーフキャンプはヤギを生贄に出さなければならないと求められたり、加害者から生まれた小さな火種が大きく広がっているようで多くの人を巻き込んでいます。

大半のサーファーがサーフトリップ時に節度を守るなんて当たり前だと思いますが(主目的がサーフィンのため)、海外に出たら母国代表として振舞いたいところです。

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参照サイト「Noosa man admits to rampage in Indonesia's Aceh province