
現地時間2026年8月13日(タヒチ)、世界屈指のレフトスラブ(slab:底ボレするバレル)がブレイクするチョープーを会場とするCT(チャンピオンシップツアー)第7戦「Outerknown Tahiti Pro」が終了。
イベント最終日の本日は、ウイメンズはエリン・ブルックス、メンズはセス・モニーツの優勝で幕を閉じました。
今回の記事は、2026年タヒチプロのイベントレポート、ヒート結果、ハイライト動画、最新CTランキングと言ったイベント情報のニュースをお届けします。
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2026年タヒチプロ最終日のイベントレポート
ウイメンズ
優勝したエリンがクオーターファイナルで対戦したのはモリー・ピクラム。
スローヒートとなった同ヒートでは、エリンがオープニングライドで5.83をマークする好スタートを切ることに。
しかし、その後はスローな展開を迎え、対戦相手のモリーも良いところを見せる事ができずに刻一刻と時間だけが過ぎていきました。
でしたが、ヒート残り7分と言う所でエリンがロングバレルをメイクして7.67をマーク。
その結果、モリーをコンボ(パーフェクト10をスコアしても逆転不可能なスコア差)に追い込み、完全勝利を収めました。
セミファイナルは、親友でもあるイザベラ・ニコルスとのマッチアップ。
このヒートではエリンのオールラウンドなスキルが発揮され、ビッグターンで4.50、ディープバレルで9.00と早い段階でイザベラをコンボに追い込むことに。
しかし、イザベラも負けてなくヒート中盤では5.00をマークしてコンボを脱却。
その後はヒート後半でエリンがバックアップスコアを更新してリードを広げ、イザベラもラストライドで意地の6.17をマークしたものの、エリンのトータルスコアには及ばずにヒート終了の合図が。
エリンも次世代ガールズとしてメンタワイなどでビッグバレルチャージを若い頃から繰り返していたので、ウイメンズのバレルライドながら相当安定感があるのは大きな強みです。
ファイナルのマッチアップは、ツアールーキーでCTイベント初ファイナル進出となったアナット・レリオール。
このファイナルがあまりにドラマティックな展開を見せることに。
ヒート序盤はアナットが6.33、エリンが5.67をマークして互角の戦いで始まったものの、ヒート前半に早くもアナットが8.33を叩き出すことに。
続いてヒート中盤を手前にアナットは8.00をスコアし、ヒートのちょうど折り返し地点でエリンはコンボに追い込まれました。
おそらくこのヒートを見ていた方であれば、アナットがCTイベント初優勝を果たすと思ったことでしょう。
なのですが、圧倒的に厳しいシチュエーションに追い込まれたものの、決して心が折れていなかったエリン。
コンボに追い込まれてから5分ほど経つと、エリンは8.27をマークしてコンボから脱却。
そしてヒート残り時間10分ほどの時に、エアドロップからバレルに入ると、とんでもなくディープなポジションでフォームボールに乗り上げながらもドギードアから抜けてくることに。
半端ではない鳥肌もののバレルライドをメイクすることで、ジャッジがコールしたエリンのスコアは8.93。
個人的にはパーフェクト10が付いてもおかしくないライディングと感じました。
このエリンの猛追によりシチュエーションがひっくり返り、アナットが逆転に必要なスコアは8.88。
でしたが、アナットは再びシチュエーションをひっくり返すことができず、ヒート終了のホーンが鳴り響き、エリンの優勝が決まりました。
エリンは今回の優勝でCTランクが7位上昇し、現在はCTランク11位のポジションに付けています。
本日のヒート結果

メンズ
優勝したセスがクオーターファイナルで対戦したのはアラン・クレランド。
同ヒートはロースコアの展開が続いたものの、セスは中盤で7ポイント台をマークするとラストライドでは5ポイント台のバックアップスコアを叩き出しました。
一方のアランは1本しか波に乗らず、そのスコアも1ポイント台と厳しい展開となり、セスがセミファイナル進出を固めることに。
セミファイナルでセスと対戦したのは、今日のコンディションには滅法強いイタロ・フェレイラ。
特にイタロにとってフロントサイドのファンサイズのバレルとなれば、バレルメイクを量産するのは目に見えてますし。
ヒートは予想通り、イタロがこれでもかとバレルをメイクしていくものの、7ポイント以上のスコアは付かない展開。
それでもイタロがヒートをリードする展開が長く続き、セスが後半で7.83をマークしてもイタロがわずかながらにリード。
ヒートが動いたのは残り6分台のことで、セスがフォームボールに乗り上げるほどのディープかつロングバレルをメイクして7.93をマーク。
ヒート終盤でついにシチュエーションをひっくり返したセスが、2022年のパイプイベント振りとなるCTイベントファイナル出場を決めました。
ちなみに、このヒートでイタロが乗った波の本数は15本…。
僕はウェイブプールの55分セッションで17本乗って死ぬほど疲れたので、35ヒートで15本は尋常ではない体力ではないでしょうか。
ファイナルのマッチアップは、セスと同じく以前はビラボンライダーであり親友のグリフィン・コラピント。
ヒート中盤まではグリフがリードする展開となりましたが、この時点でのシングルハイエスト8.50をマークしていたのはセス。
そしてヒート後半に入ると6.33をマークして、セスが逆転に成功することに。
結果的に見れば、この時点でのトータルスコアで優勝できたものの、セミファイナルと同じく後半で火が付いたセス。
残り15分ほどの時に乗った波は、サイズがありロングバレルと文句のつけようのないライディングを見せる事で9.07をマーク。
あと少しでもハイラインになればリップに吸い込まれると言う絶妙過ぎるライン取りは鳥肌ものでした。
その後、残り1分を切った段階で乗った波では、コメンテーターとして参加していたケリー・スレーターが「この波はパーフェクト10を出せる可能性がある」とコメント。
そんな波をセスはメイクし、コールされたスコアは9.10と完全勝利で優勝を果たしました。
今回のCTイベント初優勝により、セスのCTランクは12位もジャンプアップして、CTランク19位に浮上となりました。
本日のヒート結果

タヒチプロのハイライト動画
最新CTランキング
ウイメンズ

メンズ

まとめ
次なるCTイベントは、フィジーのクラウドブレイクを舞台にしたCT第8戦「Fiji Pro」。
ホールディングピリオドの設定は8月25日~9月4日となります。
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公式サイト「WSL」










