メインストリームとはかけ離れているとも言えるフィンレスサーフィン。
実際にトライした事のある方であれば、どれほど難しいのかは分かると思います。
そんなフィンレスを意のままに操って乗りこなすのがフィンレスマスター。
今回の動画は、カム・スコットによるフィンレスボードに乗ったフリーサーフィン映像をお届けします。
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フィンレスマスターと言うと、個人的に思い浮かぶのはデレク・ハインド、ブライス・ヤング、アリ・ブラウンといった面々。
上記3名の共通点はと言うと、オーストラリアがホームであると言う点。
フィンレス繋がりで言えば、古代ハワイのサーフボードであったアライアブームを巻き起こしたのはトム・ウェグナー。
トムはカリフォルニア出身ではあるものの、現在拠点にしているのはオーストラリア。
さて、サーフィンのメインストリームはコンテストですが、サブカルチャー的な面も多々あります。
そんなサブカルの中でも、オーストラリアはルーツに迫る一方、南カリフォルニアはエアリアルサーフィンのはしりなどと言ったプログレッションと方向性の違いが興味深くあります。
そして今回のカムですが、ニューヨーク出身のようですが現在の拠点はご多分に漏れずオーストラリア。
そんなカムは自身でシェイプもしていて、今回のボードのボトム面は「dead flat(完全なるフラット)」なのでどの方向に進もうが問題ないとのこと。
もう一点興味深いのはフォームで、EPSであれば高密度フォームがベストパートナーのように思えますが、カムが使用しているのは低密度フォームだそうです。
フィンレスと言う点でもかなりユニークと言えますが、さらに突き進める様子からは目を離すことができません。