数々のワールドクラスのサーフスポットを有するインドネシアのメンタワイ諸島。
レフト天国と呼ばれるインドネシアなので王道なのはレフトハンダーであり、ワールドクラスなブレイクの1つとみなされているのがテレスコープ。
今回の動画は、今シーズンのテレスコープで撮影されたフリーサーフィン映像をお届けします。
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メンタワイ諸島のシポラ島北部に位置しているテレスコープ。
SurfCampSumatraによると、テレスコープの波の特徴は以下の通り。
幅広いレベルのサーファーが楽しめるワールドクラスのレフトハンダーのテレスコープ。
様々な角度からのスウェルに反応するけど、コンディションが良くなるのはある程度しっかりとサイズのある西スウェル。
コンディションが決まるとテイクオフ直後からロングバレルになり、ポジションがディープであっても波がサーファーを吐き出してくれ、その後はターンセクションへ続く。
インサイドのモンキーコーナーに達すると、リーフに沿ってスウェルが回り込んで2度目のバレルセクションを迎える。
バレルありアクションありと、理想的な波と言えるでしょう。
ただし、注意すべきはスウェルの向きで、インドネシアではよく耳にする「西スウェルの方が良い」と言う点。
インドネシアの主なスウェルの発生源は、インド洋の吠える40度(ローリングフォーティーズ)と呼ばれる海域を東進する低気圧。
位置関係を地図で見ると分かりますが、西スウェルとは言っても正式には西寄りスウェルを指します。
そしてインドネシアにヒットするスウェルは南西~南スウェルとなります。
ではスウェルの向きはどのくらいなら西寄りになるのかと言うと、私はローカルサーファーに言われたことがある「215度」以上を目安にしています。