
昔ながらの自然が豊富に残る事から、にわかには信じ難い事が起こる南半球のオーストラリア。
そんなオーストラリアであっても珍しい野生動物のアクシデントが発生。
そのアクシデントとは、ワラビーが沖合で溺れているという出来事。
今回の記事は、オーストラリアの海で溺れていたワラビーが救出されたという前代未聞のニュースをお届けします。
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ニュースの対象となったワラビーとは?
そもそもワラビーとは何?という方もいると思います。
オーストラリアで有名な動物の一つにカンガルーがいて、そのカンガルーの小型版です。
ワラビーとカンガルーに生物学的な違いはなく、シンプルに小型なのはワラビー、大型なのはカンガルーと分けられているそうです。
海で溺れていたワラビーをサーファーが発見
海でワラビーを発見したのはハリソン・モッグとヒュー・メドカフの二人。
二人は南オーストラリアからNSW州セントラルコーストまで、12フィートのボードで旅する「The Paddle 2024」というチャレンジを行っている最中だったそうです。
オーストラリアの海域での驚異は何と言ってもサメですが、まさか沖合い300メートルにワラビーがいるなんて衝撃的だったことでしょう。
一筋縄にはいかなかったワラビーの救出劇
二人はすでに衰弱していたワラビーを放っておくことはできず、サーフボードのノーズエリアに乗せて救出することに。
ですが、野生動物ということで人間に対して警戒心はあるでしょうし、サーフボードに乗せても滑り落ちてしまったりと簡単ではなかったそうです。
それでもなお、ワラビーを救おうと必死のレスキューの末に、無事にビーチまでたどり着くことができたそうです。
当のワラビーは、ビーチに到着後はグッタリして横たわったままだったそうですが、しばらくすると体力が回復してきたのか無事に動き出すようになったと言います。
まとめ
ワラビーが海に入ると言うだけでも意外な感じがしますが、沖合い300メートルまでどうやって移動したのか、はたまたカレントに流されたのか、そっちの方が気になります。
なにはともあれ、無事だったので心がほっこりするニュースに転化したのは良かったと言えます。
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参照記事「'What the hell?': Incredible moment surfers rescue wallaby from drowning」