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世界中のサーファーが注目するアジアが誇るサーフカントリーのインドネシア。

すでにレイトシーズン入りしているものの、今なおハイクオリティな波がブレイクしているとのこと。

そして、なかなかコンディションが決まる条件が厳しい事でも知られるパダンパダンがグッドコンディションを迎えたそうです。

今回の動画は、2025年9月24日に撮影されたバリ島パダンパダンでのフリーサーフィン映像をお届けします。


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インドネシアのサーフィンシーズン

一般的にインドネシアのサーフシーズンと呼ばれるのは乾季(4~10月)。

この時期はインドネシアのメインのスウェル発生源となるインド洋が位置する南半球がウインターシーズンを迎え、低気圧の勢力が増すためです。

ビッグスウェルが発生しやすい時期である点に加え、季節風が北東から吹くので、サーフィンにおいて好条件であるオフショアとなる西向き沿岸がベストコンディションとなります。

そしてインド洋を西から東へ移動する低気圧がスウェルの発生源という事で、スウェルの向きは主に西寄りから南寄りとなります。

だからこそ、同スウェルが西向き沿岸へと回り込むようにヒットする事から、レフトハンダーがメインのエリアとなります。

バリ島のメジャーサーフエリアであるブキット半島

サーフィンのみならず、世界的な観光地としてナイトライフも充実しているバリ島。

このバリ島の中で、プロサーファーを含めてサーファーから絶大なる人気を誇るのがブキット半島。

バリ島最南端に位置する半島という事で、最もスウェルへの反応が良いエリアのためです。

このブキット半島の中で、乾季の季節風がオフショアになる西部沿岸にはワールドクラスのサーフスポットが軒を連ねています。

その中で、ビッグバレルイベントの会場になっていたりと世界的に知られているサーフスポットが今回の動画の舞台となっているパダンパダンです。

パダンパダンの9月24日のフリーサーフィン動画

レイトシーズンには珍しい19秒周期の西寄りのスウェルがヒットしたと言う9月24日のパダンパダン。

スウェルの周期は主に10秒未満の風波、10秒以上のグランドスウェルに分けられます。

サーファーが好むのはグランドスウェルで、長周期のスウェルは遠路はるばる到来するので予報が変わりにくいし、グランドスウェルと言われるだけあり、長続きするしっかりとしたスウェルであるため。

逆に風波は、簡単に発生するけど予報はコロコロと変わるし、あっという間にスウェルが消えたりと気まぐれなため。

ちなみに、19秒周期はグランドスウェルの中でもかなりのレベルとなります。

動画が撮影されたのは午後3~5時とのことで、この日は午後5時がロータイドなのでかなり潮が引いた時間帯です。

レイトシーズンに炸裂したパダンパダンをチェックして見て下さい。

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