近年、ビッグウェイブにチャージするウイメンズサーファーが増えています。先日炸裂したマウイ島ジョーズでは、ペイジ・アルムスがビッグウェイブにチャージし、バレルまでメイクしてしまったのは記憶に新しいかと思います。

ビッグスウェルが押し寄せたハワイでのサーフィンは人それぞれ

今回の動画は、オアフ島ワイメアでチャージしたウイメンズサーファーの映像をお届けします。このサーファーは、何が凄いってサーフィン歴6年ほどのキャリアしかなく、サーフィンを始めた翌年には15フィートのマカハにチャージしているのです。

主人公となるのはエミリー・エリクソン「Emily Erickson」(25歳)。父親は、1986年と1990年にエディ・イベント(正式名:Quiksilver in Memory of Eddie Aikau)に参加したほどのビッグウェイブサーファーです。

エミリーはハワイで生まれたものの、6歳になるとアメリカ東海岸へ引っ越すことに。しかし、幼い頃に過ごしたハワイの思い出が忘れられず、高校卒業後にハワイへと戻ります。

ハワイに戻った年の冬は、ビッグサイズのサンセットでボディボードを楽しむ程度だったそうですが、翌シーズンにはスタンドアップのサーフィンを始めることに。その時に手に入れた初のサーフボードは、父親から与えられた10’6”のガンだったとのこと。

その後、順調にビッグウェイブでの経験を積んでいき、今回紹介するワイメアでのライディングに繋がったそうです。初めて手に入れたボードがガン、サーフィンを初めて翌年には15フィートにチャージと、全てが現実離れしています。

父親がビッグウェイブサーファーなので、無理という発想より、イケるという発想が勝ったのでしょうか。どんなバックグランドにせよ、チャージするのは本人なので、これは凄い事だと思います。

ただ、かなりインパクトの強いことをしていますが、ウイメンズのビッグウェイブサーフィンはまだまだアンダーグランドな存在なので、昨年2014年末の段階では、メインスポンサーが付いていないという厳しい世界でもあります。


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