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モダンサーフィンにおいてスタンダードなフィンセットアップであるスラスター(3フィン)。その生みの親と言われるのがサイモン・アンダーソン「Simon Anderson」(62歳)。

サイモン以外にもスラスターを取り入れたシェイパーはいたとは思いますが、ツインフィン全盛期に身を持ってスラスターの有用性を証明して見せたのがサイモンです。

今回の動画は、サイモン・アンダーソンによる伝説のスラスターを、クーパー・チャップマンがベルズビーチでテストライドする映像をお届けします。
 


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70年代後半、ワールドツアーイベントでの優勝経験も持つプロサーファー/シェイパーだったサイモン。当時は、ワールドツアーサーファーでありながら自らのボードをシェイプするサーファーも多かった時代です。

サイモンはイベント優勝を果たすほどのサーファーでしたが、ある時期を境に結果が残せなくなることに。当時はツインフィンが一般的で、パワーサーファーであったサイモンは、アクション後にボードがスライドしがちだったそうです。

そこでサイモンが考案したのが、ツインフィンにセンターフィンを加えたスラスター。スラスターのプロトタイプをシェイプしたのが80年の事で、翌81年にはスラスターに乗ってベルズビーチクラシック(現リップカールプロ)で優勝。

サイモンはスラスターがいかにファンクショナルであるのか大舞台で証明して見せると、スラスターは瞬く間に大人気となり、現在でも主流のフィンセットアップとして君臨していますね。

サーフボードシーンにおけるゲームチェンジャーとなったサイモンが乗った81年のスラスター。今回の動画では、当時のレプリカボードにクーパーが乗るという企画となっています。