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1992年にリリースされたサーフムービー「Momentum(モーメンタム)」から2005年の「Campaign 2(キャンペーン2)」に至るまで、ハイパフォーマンスサーフィンをテーマにした大人気作品を毎年リリースしていたテイラー・スティール監督。

キャンペーン2後はテイラー監督のフォーカスは旅ものへと移行し、カイ・ネヴィル監督がハイパフォーマンスサーフィンの地盤を引き継ぎましたね。

今回の動画は、2003年にリリースされたテイラー・スティール監督作「Campaign(キャンペーン)」におけるブルース・アイアンズのパートをお届けします。


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テイラー作品全盛期、コンテスト界におけるトップはワールドチャンピオン、フリーサーフィン界におけるトップはテイラー作品のラストパートを飾ったサーファーと言われ、誰がラストパートを飾るのか注目を集めました。

テイラー作品はサーファーベースの作品であり、出演サーファーのパートが順番に流れます。そして、各作品向けに撮影されたサーフシーンの中で最も素晴らしいライディングを見せたサーファーの映像がラストパート、つまりトリを務めるのです。

テイラー作品の始まりは、ケリー・スレーター、ロブ・マチャド、シェーン・ドリアンなどモーメンタム世代と呼ばれたサーファーたちによる作品でした。

しかし、90年代後半になると、モーメンタム世代に加えて当時の若手サーファーも出演するようになり、誰がラストパートを飾るのか注目が増していくことに。

そして2003年にリリースされたキャンペーンにて、ブルース・アイアンズがラストパートを射止めたのです。

当時は現在のようにほぼリアルタイムで動画が公開されるような時代ではなかったので、2003年リリースの作品は、およそ1年前の2002年辺りに撮影された映像が使用されたりと時差があります。

ということは、今回のブルースのサーフシーンはおよそ15年前ほどの映像。とても15年前とは思えないライディングの数々となっています。

ブルース・アイアンズの過去記事