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ジョンジョン・フローレンス Photo: WSL DAMIEN POULLENOT

現地時間2017年10月13日(フランス)、フランスのホセゴーを舞台にしたメンズCT第9戦「クイックシルバー・プロ・フランス(Quiksilver Pro France)」が開催。

昨日に続いてパワフルな波がブレイクし続けた本日は、ラウンド2ヒート9~ラウンド4まで終了となりました。

今回の記事は、クイックシルバープロフランス二日目となった本日のイベントレポート、今後の波予報、動画などをお届けします。


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イベントレポート

ビーチブレイクのホセゴーはコンディションが変わりやすいことから、ポジショニング選びで敗退を喫するサーファーも多かった本日。

世界トップレベルの選ばれしコンテストサーファーが集結したワールドツアーでありながら、極端にスコア差が付いたヒートも多かったですからね。

そんなトリッキーコンディションに翻弄されたサーファーの一人が、ランキングトップのジョーディ・スミス。ローカルワイルドカードのマーク・ラコマレとラウンド3で対戦したジョーディ。

30分ヒートで12本もの波に乗ったジョーディですが、グッドウェイブを掴むことができず、今季2度目となる13位という結果に終わりました。

*ジョーデイvsマークのR3ダイジェスト動画
https://youtu.be/TJnhEwJonMI

ジョーディ以外では、CTランク4位のマット”ウィルコ”ウィルキンソン、CTランク6位のアドリアーノ・デ・スーザもラウンド3で早くも姿を消す結果となっています。

ジョーディの早期敗退によりチャンスが巡ってきたジョンジョン・フローレンスは本日も絶好調。ラウンド3ではエアリバースのフルローテーションという単発マニューバのみで9ポイント台を二本スコア。

最近では一口にエアリバースと言っても、フルローテーションまで回すか、ターンとのコンビネーションならばフルローテーションに限りなく近いくらいまで回さないとハイスコアが付かないほどレベルが上がってますね。

*ジョンジョン・フローレンスのR3ダイジェスト動画
https://youtu.be/r3hSzuVcHls

ジョンジョンのラウンド4は、ミック・ファニングにジョエル・パーキンソンと3名のワールドチャンプが揃った豪華なヒート。スーパーヒートと呼ばれただけあり、ヒート展開も激しい展開に。

同ヒート終盤で、ミックが珍しくエアリバースを入れたライディングでヒートリーダーに躍り出ることに。ジャック・フリーストーンからエアーの特訓を受けた成果が出たといったところでしょうか。

しかし、最後まで諦めなかったジョンジョン。ヒート残り2分でジョンジョンはターンとエアリバースのコンビネーションで大逆転を果たすことに。このスーパーヒートは、是非ともダイジェストをチェックしてもらいたいです。

*スーパーヒートとなったR4H3のダイジェスト動画
https://youtu.be/Ov25dYXYQfA

さて、ラウンド4で1位通過を決め、足早にクオーターファイナル進出を決めたのは、ミゲル・プポ、マーク・ラコマレ、ジョンジョン・フローレンス、ガブリエル・メディナの4名。

果たしてジョンジョンはどこまで勝ち進むことになるのか、今後の注目ポイントですね。

ハイライト動画

本日のヒート結果

今後のヒート表

波予報

今後の波は、サイズが下がったり上がったりの繰り返し。ウェイティングピリオド最終日となる18日までの予報はフェイスからのサイズで以下の通り。

14日(土曜):3~4フィート(最大セットで5フィート)
15日(日曜):6~8フィート(最大セットで10フィート)
16日(月曜):3~5フィート
17日(火曜):8~12フィート
18日(水曜):5~8フィート

基本的に全ての日程で午前中は軽いオフショアの見込みなので、風向きは問題なさそうです。

開催予想としては、14日にウイメンズのイベント最終日、15日にメンズのイベント最終日と予想しています。

まとめ

日本とフランスの時差は7時間で、日本の方が7時間進んでいます。現地時間の午前7時半にイベントスタートの場合、日本時間では午後14時半となります。

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公式サイト「Quiksilver Pro France

2017年クイックシルバープロ@フランスの過去記事