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via vimeo

近年アメリカなどで大きな注目を集めているメンタルヘルスに対するサーフィンセラピー。

特に戦争を体験した退役軍人のPTSDに対して注目されているセラピーでもあり、今回はその実例を紹介。

今回の動画は、戦争で重傷を負ったマーティン・ポロックをクローズアップしたショートドキュメンタリー映像をお届けします。


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2010年、ライフル銃兵としてアフガニスタンでの任務に配置されたマーティン。しかし、配置から間もなく爆撃を受け、両足と片腕を失う事に。

爆撃当時について、2つだけ断片的な記憶が残っていると話すマーティン。一つは爆撃からおよそ30秒後、目が泥まみれとなって何も見えず、呼吸もできないので口の中に詰まった泥をかき出した記憶。

もう一つは爆撃からおよそ10分後、救助待ちでストレッチャーに乗っている時のことで、このまま死んでいくんだと感じたこと。

そんな壮絶な体験を経て、精神的にも肉体的にも満身創痍な状態でイギリスへと戻ってきたマーティン。そんなマーティンを救ったのがサーフィンとのこと。

サーフィンすることで「こんな自分にもまだまだ出来る」と自信を持てるようになり、サーフィン以外も実はできるんだとの証明にもなると言います。

最後にマーティンは「陸地よりも海にいる方がオレは断然自由になれるんだ」とのコメントを残しています。