サーフデスティネーションとしては、ほとんど知られていないイタリア。その理由としては、サーフ可能なエリアが地中海であり、地中海は陸地に囲まれているので風波でのサーフが基本となるためです。

そんなイタリア出身でありながら、クイックシルバーライダーとしてサーフィン界で台頭してきているジュニアサーファーがレオナルド・フィオラヴァンティ(16歳)。今夏のヨーロッパで立て続けに開催されたWQSイベントでは、5スターイベントで2位、3スターイベントで優勝し、現WQSランキング29位となっています。

今回の動画は、そんなレオナルドが母国イタリアで春にフリーサーフした際の映像となります。場所は、地中海でシチリア島に次いで二番目に大きな島であるサルデーニャ島。

典型的な風波で、風波であるがために波はサイズアップしたと思ってもすぐになくなり、コンスタントにサーフ可能なコンディションには程遠いです。日本で言う、湘南マジック(湘南のサーフエリアは相模湾に位置しているため、スウェルが入る角度が非常に狭く、低気圧や台風が通過後、すぐにスウェルが消えてしまうこと)のような感じです。しかし、このようなエリアでサーフィンを始め、世界に通用するサーファーへと成長したのは凄い事ですね。


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