フィリペ・トレド

今シーズンはWCTイベントでの優勝3回により、ツアーイベント最終戦を前にして、現WCTランキング2位に付けているハーレーライダーのフィリペ・トレド「Filipe Toledo」(20歳)。

ツアーランキングのトップ3は、ほぼポイント差なしで最終戦のパイプマスターズに突き進むので、気になるのは3人のパイプマスターズにおける過去の成績。

2015年度メンズWCTにおけるタイトルレースのシナリオ

直近となる2014年度の結果を見ると、ミック・ファニングが9位でフィリペが5位。アドリアーノ・デ・スーザは、昨年のパイプマスターズは怪我で欠場したため、2013年の結果を見ると13位。こう見ると、フィリペには十分チャンスがありますね。

今回の動画は、そんなフィリペの代名詞と言えるエアリアルのみをまとめたベストエアー映像をお届けします。


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今回の動画は、10月にリリースとなったフィリペのシグネチャームービー「Spinning at the Speed of Now」の中から、ベストエアーのみを集めた内容とのこと。

やっぱりフィリペと言えば、ぶっ飛びエアーのイメージですよね。エアリアルのテクニカル(技術)な面においては、チッパ・ウィルソンノア・ディーンといった存在がいるため、世界トップではないと言われています。

しかし、動画でも見せるようなエアーを、プレッシャーのかかるコンテストのヒートで幾度と無くメイクして見せるのですから、その実力は認めざるを得ません。

注目は、0:25~からのフロントサイドのエアリバース。さほど高さがないにも関わらず、回転が早いため、余裕でフルローテーションを決めています。

このローテーションの早さを見ている限り、ケリー・スレーターが初メイクしたと言われるエアリバース540を、フィリペがコンテストシーンで見せる日も遠くないのではと感じます。

フィリペのお勧め過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。

レールサーフィンとエアリアルが光るセッション@ヨーロッパ:フィリペ・トレド

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