blank
via youtube

今シーズンでの引退を発表している元ワールドチャンピオンのパーコこと、ジョエル・パーキンソン「Joel Parkinson」(37歳)。

20年近いワールドツアー生活の中で、良い時もあれば悪い時もある日々を過ごしてきました。

今回の動画は、ジョエル・パーキンソンのツアーハイライトをパーコ本人や親しい仲間が振り返る映像をお届けします。


スポンサーリンク


長いツアー人生において、実に4度もCTランク2位の記録を残したパーコ。あと一歩でワールドタイトルを逃し続けたパーコが、最終的にワールドチャンピオンに輝いたのは2012年のこと。

その中で、パーコの記憶に残るシーズンの一つが2009年。2009年はツアー初戦と第2戦で優勝と2連勝でスタートし、その後はJベイでも優勝。

完全にパーコのペースでシーズンは進んでいたものの、中盤となるトレッスルズイベント前に訪れたインドネシアで足首を負傷。

その後は負傷により結果が奮わず、シーズン中盤から調子を上げた親友のミック・ファニングにワールドタイトルを奪われ、パーコはCTランク2位でフィニッシュ。

悔しい結果に壁を殴ったりしたものの、仲間に促されて親友であるミックのタイトルを祝いに向かったことで、強くなれたと言います。

翌2010年は足をカットしてツアーを離脱したり、同じチームライダーで親友のアンディ・アイアンズが他界したりと苦しい時期となり、2011年に燃え尽きそうになったもののハワイイベントで再びハートに火が付くことに。

そして迎えた2012年、最終戦まで優勝はなかったもののコンスタントに好成績を残し、パイプマスターズでの優勝とワールドタイトルを獲得。

18歳の時にワイルドカード出場したJベイで優勝を果たし、若き天才サーファーと目されていたものの、ワールドタイトル獲得に至ったのは31歳のことです。

そんなパーコもヨーロピアンレグとパイプマスターズを終えると引退なので、すでに引退までカウントダウンに入っています。残り僅かなイベントにおけるパーコのヒートをじっくりと観戦してみてはいかがでしょうか。

ジョエル・パーキンソンの過去記事