近年、熾烈な競争を展開しているウェイブプール業界。スペインのウェイブガーデン、アラブのウェイブプールといずれも十分にサーフ可能であり、全く同じ波でサーファーが競い合える舞台として、新たな可能性を秘めています。

最近では、グレッグ・ウェバーのウェイブプールも話題になっていますね。グレッグとケリー・スレーターは両者ともに頭サイズにバレルという本格的な波作りを求め、特許争いなどをしていましたが、グレッグのウェイブプールが建設予定となった今、グレッグが一歩先に進んだ感じがします。

さて、そんなウェイブプール業界において、逆にビギナー向けの波を提供しようというのが今回の動画。場所は、インドネシアのジャワ島にあるスカブミという町で、海からは遠く離れた内陸です。

手掛けているフレッドさんは、2008年から小規模なウェイブプール作りに励んでいて、当初はトラックを使って動力を供給していたのですが、今は人力に切り替えたようです。つまり、エコという現代のニーズを満たしたウェイブプールとも言えますね。

発想の逆転ではないですが、こういった考え方も面白いと思います。サーフィン未経験者であっても、手軽にサーフィンに触れることができますし。ちなみに、動画のウェイブプールはプロトタイプであり、まだまだ進化の余地があるから建設依頼者大歓迎ということです。


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