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Photo: ISA / Pablo Jimenez

現地時間では残すところ8月4日と5日の2日間でホールディングピリオドが終わりを迎えるパリ五輪のサーフィン競技。

波予報をチェックしていても、4日と5日のいずれの開催になってもおかしくない微妙な予報となっていたので4日の朝のコンディション次第で全てが決まると思っていました。

なのですが、現地時間3日にISA(国際サーフィン連盟)は早々にイベント最終日の開催を5日にすると公式サイトで発表しました。

今回の記事は、パリ五輪サーフィン競技の今後の予定と5日の波予報に関するニュースをお届けします。


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まずはISAの公式サイトでの発表からお届けします。

ISAによる現時点のイベント予定としては、ネクストコールが現地時間8月4日午後5時45分。

この「コール」と言うものは、その時点までの波のコンディションや予報を確認した上で今後の予定を発表する時間です。

そしてネクストコールが4日夕方と言うことで、すでに4日の開催可能性は無くなったというわけです。

現時点におけるイベント最終日の開催予定となっているのは5日午前7時(日本時間で6日午前2時)。

ここからはサーフラインの最新予報をチェックします。

今後のチョープーは新たなスウェルが発生して、そのスウェルがピークに達するのが6日と言うことで、5日はお昼頃からサイズアップ予報となっています。

5日の午前は4~5フィート、正午は5~7フィート、午後は6~10フィート。

この予報だけ見ると、午前7時開催予定よりも午後に開催した方が良いのではと誰もが思う事でしょう。

なのですが、スウェルが入ってくるタイミングは予報よりも遅れることはよくある事で、海での安全を考慮して早めに対策して気を引き締めて欲しいと言う意図があるのではないかと個人的には思っています。

台風が実際の予報よりも早く抜けていくのと同じ理論ですね。

なので、午後のサイズアップをじっくり待つと言うよりも、コンテストをオンにできるだけのコンディションになれば即座に開催に踏み切ると見られます。

視聴者目線としてはしっかりとスラブがブレイクするチョープーでの最終日を期待したいところですが、果たしてどのようなフィナーレを迎えるのか楽しみにしましょう。

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公式サイト「ISA