昨年2018年シーズン、CTイベントで訪れたバリ島クラマスでのフリーサーフィンで膝を負傷してシーズンを棒に振った2×ワールドチャンピオンのジョンジョン・フローレンス「John John Florence」(26歳)。
ハワイアンの先輩であるアンディ・アイアンズの3年連続ワールドタイトル獲得を狙っていただけに残念な結果ではありました。
しかし、すでに気分を新たに今季ワールドツアー初戦に向けて、海では不可能である反復練習が可能なウェイブプール「サーフ・ランチ」で調整を行っていました。
今回の記事は、ジョンジョン・フローレンスによるサーフ・ランチでのトレーニングセッション動画をお届けします。
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サーファーにとって最強のトレーニンググランドと言える全く同一の人工波を発生可能となるウェイブプール。
そのウェイブプールを活用し、怪我から復帰後の調整を行っていたのが現在のサーフィン界で人気ナンバー1のジョンジョン。
サーフ・ランチにやって来て基本に立ち返ることができたのはクールだった。コーチのロス(ウィリアムス)と一緒に、特定のターン、重心、スタンスなんかの調整を行ってきたんだ。
即座にフィードバックをもらいながら反復練習できたことはとても有益だったよ。短期間でこれだけのことができるのは本当にクレイジーだね。
サーフ・ランチを利用させてくれてありがとう。ツアー復帰が楽しみでしょうがないよ。
ジョンジョンほどサーフィンを分かっているレベルのサーファーがウェイブプールで反復練習しながら微調整を行えば、スキルアップのスピードはとんでもない事でしょう。
ちなみに、オリンピックに向けてオーストラリア代表はサーフ・ランチ、アメリカ代表はBSRサーフリゾートを活用するとすでに発表しているので、それだけウェイブプールでのトレーニングはプラスになるということ。
海でのサーフィンにおけるトップコンペティターが、ウェイブプールで練習するとなれば急速なレベルアップは火を見るよりも明らかであり、オリンピック観戦が楽しみと言えます。