本日からウェイティングピリオドに突入したマンリービーチ(オーストラリア)を舞台にしたQS6,000イベントのヴィスラプロ。
同イベントに出場予定となっている11×ワールドチャンピオンのケリー・スレーター「Kelly Slater」(47歳)が、オーストラリア入り直前にニュージーランドを訪れ、現地メディアの取材を受けました。
今回の記事は、ケリー・スレーターが今後のコンテストキャリアや2020年東京五輪について語ったインタビューの内容をお届けします。
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ここ数年は波が良い会場でのQSイベントにしか出場していないケリーなので、サプライズと言えたヴィスラプロへの出場声明。
ラストイヤーに向けての真剣さが伝わってくるニュースでしたが、同イベント出場前、会場となるオーストラリアの隣国ニュージーランドに寄り、ゴルフトーナメントにゲスト出場とケリーらしい動きも。
そのニュージーランドにて、常にリタイアの話題が取り沙汰されているケリーがニュージーランド・ヘラルド紙に答えたコメントが以下の通り。
東京五輪でのオリンピック出場資格については気に留めてるよ。そのうえで、今年終わりに少なくともフルタイムでのコンテスト出場からリタイアする可能性はある。
でも、オリンピック出場権を獲得できるとなったら、来年もコンテストを続けている可能性もあるかな。
リタイアするかどうかの決断は、その時が来たらするだけ。それがいつになるのかは僕だって分からないよ。
これまでのケリーの引退発言はあくまで自身のSNSなど公ではない場で行っていたので信憑性は低かったのですが、昨年の引退発言はCTイベントという公の場であったので、誰もが信憑性が高いと受け止めたはずです。
なのですが、今回のインタビューを見るとのらりくらりと明言を避けるいつものケリーに戻っていますね(笑)。
ちなみに、ケリーと言えば先日「オリンピック出場を目指すのはトッププライオリティではない」との発言もしていたので、もはやケリーのコメントは掴みどころがありません。
そんなケリーですが、確かなことは今週一杯開催となるヴィスラプロに出場すること。
ケリーが出場となるファーストラウンドは、ラウンド2のヒート9となっています。ケリー出場という事で、現地会場やオンラインでの観戦者数は大幅に増える事でしょう。
先日紹介したスレーターデザインズの新モデル「FRK」の調子も良さそうなので、ケリーのコンテストサーフィンを楽しみにしたいところです。