今シーズンのツアー初戦は17位と言う結果に終わったカリフォルニアのグリフィン・コラピント「Griffin Colapinto」(20歳)。
ツアールーキーであった昨年のCT初戦ではトリプルバレルでパーフェクト10をスコアする鮮烈なデビューだったので、今年は少し勢いを落としたイメージでした。
しかし、オフシーズンに負傷した膝が完治していないにも関わらず出場した結果だったとか。
今回の記事は、グリフィン・コラピントのオフシーズンのフリーサーフィン動画や膝の負傷に触れたインタビュー内容などをお届けします。
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親友であり若手同士のセス・モニーツとラウンド3で対戦し、CT初戦は敗退となったグリフィン。
実はCT開幕となる約1カ月前の3月2日、膝靭帯を損傷したとのこと。ドギードアからバレルを抜ける時、リップを喰らってしまったためだそうです。
怪我の程度はグレード2(部分断裂)で、医師によると完治までは6~8週間の診断。そのため、Dバーでのヒート二日前までサーフィンを控えていたそうです。
CTが開幕してファーストヒートでは膝のサポーターを装着せずにヒートに臨み、医師から「ニーブレースを装着しなさい」と注意され、セスとのヒートではニーブレースを着用。
不運だったのがエアリアル勝負となるDバーでヒートが行われたことで、エアーの着地では膝に痛みがあったそうです。そのため、出来るだけ膝に負担を掛けないためにも、スタンスをあまり変える必要のないように1インチ短いボードに変えたとのこと。
さて、そんなグリフィンによる今回の動画は怪我前のオフシーズンのカリフォルニアで撮影された内容となっています。
撮影地は、コロヘ・アンディーノのオフシーズン動画とほぼ同じだそうです。同じホームのコロヘとは、行動パターンが同じなようです。
今年はオリンピック出場権獲得を狙っているグリフィンだけに、CT初戦の欠場など考えられなかったのでしょう。
早く膝が回復して、本来の万全な状態に戻ることを願っています。