コンテストシーンにおいて数々のドラマを生み出してきたケリー・スレーター「Kelly Slater」(47歳)。
11回もワールドタイトルを獲得した事実はもちろんのこと、記憶に残るサーフィンを見せたからこそサーフィンの神と呼ばれていますね。
そして今でも現役CT(チャンピオンシップツアー)サーファーとしてトップ10入りしているのも神たる所以なのかもしれません。
今回の動画は、ケリー・スレーターによる名シーンを集めたコンピレーション映像をお届けします。
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かつては今よりもコンテストサーフィンとフリーサーフィンの境界線がはっきりしていて、コンテストシーンでは同じマニューバをひたすら繰り返してスコアを重ねることから、ダミアン・ハードマンなどコンテストマシーンと呼ばれていました。
しかし、ケリーが凄かった点はエアリアルといったフリーサーフィンのマニューバをコンテストに持ち込んだ点。
その上、ここぞという場面において、リスキーなマニューバをメイクするからこそ、サーファーなら誰しもケリーのヒートに釘付けになりました。
代表的なマニューバは、何といってもFS(フロントサイド)エアリバースのフルローテーション。今では、ブラジリアン勢で当たり前のようにメイクするサーファーが徐々に増えていますが、当時はフリーサーフィンでもなかなかメイクできなかったパントですね。
他にメイクできるようなCTサーファーは皆無に近かったので、セットではなくミドルセクションの波であってもジャッジにパーフェクト10をコールさせたほどでした。
偉大なワールドチャンピオンであり、コンテストサーフィンを進化させたケリーのサーフィンを見ると、思わず鳥肌が立ってしまうのでチェックして見て下さい。