メインストリームとなっているメジャーサーフブランドとは一線を画するサーフブランド「ヴィスラ(Vissla)」。
ブランドのテイストによりけりですが、通常であればチームライダーとしてメディア露出の多いコンテストサーファーを少なからず抱えます。
しかし、コンテストではなくライフスタイルやカルチャーとしてのサーフィンに重きを置いている極めて変わり種ではあるものの、個人的には大好きなブランドであるのがヴィスラ。
コンテストサーファーと同じくサーフィンでは大好きだけど、メインストリームには背を向けているといった感じですかね。
今回の動画は、ヴィスラが長らく振りとなる新作ムービー「Rolling Review」を公開したのでお届けします。
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チームライダーのことを、「クリエイター」や「イノヴェイター」と称するヴィスラ。この段階で変わり種と分かりますね(笑)。
ただし、ライダーの人選を見ると意図するポイントがはっきり分かります。特に看板ライダーとなれば。
以前から私が勝手にヴィスラのテイストを前面に出した看板ライダーと言っているのが、デリック・ディズニーとブライス・ヤング。
動画での扱いを見ている限り、ヴィスラとしても私と同じ考えだと思いますが。
この二人は自分でボードシェイプを行うし、ライディングもオルタナ系ライダーのトップレベルと言っていいほどスタイリッシュそのもの。
今回の動画でも、やはりデリックとブライスの二人は主役級となっていて、動画中盤では二人がメインとなっています。
話は完全に飛びますが、今年インドネシアのチマジャを訪れた時に会話したオージーが「アンゴーリーがホームなんだ」と言っていたので、「レジェンドのナット・ヤングと一緒に入ったりするの?」と尋ねると「ナットはあんま知らないけど、息子のブライスとは仲良いよ」と。
「ブライスって、あのアライアとかメッチャ上手いヴィスラの?」と返すと「そーだけど、あいつってそんなに有名なの?」と逆に聞き返されました。
本当に仲が良いのか顔見知り程度なのか不明ですが、メディア露出の少ないライダーは案外そんなものなのかなとも妙に納得した経験が…。
ブライスのアライアは異次元なので、下記リンク先は必見です。
話を戻し、デリックとブライス以外のメンバーとしては、定番の出演者であるエリック・ガイゼルマンやカム・リチャーズ、そしてノア・ミズノやトビー・モソップなども出演。
CT(チャンピオンシップツアー)といったコンテストシーンとは一味違ったヴィスラワールドをお楽しみ下さい。