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Photo: WSL / KENNY MORRIS

五十嵐カノアの3年連続優勝とは行かなかった今年2019年のQS(クオリファイングシリーズ)10,000「USオープン」。

サーフィンのコンテスト結果は実力だけではなく波運にも左右されるので、昨年の2連覇でもとんでもない偉業なのですが。

何はともあれビッグイベントであるUSオープンが終わったので、男女共にQSランキングが変動しています。

今回の記事は、USオープン後の最新QSランクやイベント最終日ハイライト動画などをお届けします。


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今年はメンズとウイメンズ共にQS10,000イベントとして開催となったUSオープン。ウイメンズにとって初のQS10,000イベントであり、男女ともに同じ賞金という賞金格差を解消したイベントです。

そんなUSオープンのウイメンズ部門を制し2度目のUSオープン優勝となったのは、ローカルでありCTサーファーであるコートニー・コンローグをファイナルで破ったセイジ・エリクソン。

この優勝は、2週間前に他界した祖母に捧げたいの。愛してるし、私の優勝を誇らしく思ってくれていると思うわ。

メンズ部門は、QSサーファーのリアム・オブライエンをファイナルで下したCTサーファーのヤゴ・ドラが優勝。

ヤゴは現CTランク25位と、翌年のツアー残留資格となるトップ22入りが危ういシチュエーションなので、QSランキングでの10,000ポイント獲得は大きな安心材料となることでしょう。

今回はイケそうな感じがしていて、最終日の今日も勝てる予感がしたから勢いに乗れたよ。とてもビッグなイベントだから、僕のキャリアにおいて過去最大の実績になったね。

ハイライト動画

さて、今イベントの結果を受けてCTへのクオリファイ条件となるメンズのトップ10とウイメンズのトップ6の最新QSランキングは以下となります。

メンズ

全ランキングはこちら

ウイメンズ

全ランキングはこちら

最新ランキングを見るとウイメンズでのセイジのランクアップが劇的と言えますね。ウイメンズではQS10,000イベントが2つしかないので、優勝者は圧倒的に有利になるためです。

ちなみに、QS10,000では優勝が10,000ポイント、準優勝が8,000ポイント、3位が6,500ポイントと、3位までならQS6,000イベント優勝よりも獲得ポイントが多いのが特徴。

ウイメンズの次なるQS10,000イベントは、9月1日からスペインで開催となるガリシアクラシックで、同イベントが今季QS10,000イベントのラストであり、QS6,000イベントも残り一戦のみとなっています。

ウイメンズとは対照的にまだまだQSハイエストグレードイベントがスタートしたばかりのメンズ。今回のUSオープンはQS10,000イベントとしては第2戦でしたので(全6戦)。

メンズの次なるQS10,000イベントは、ウイメンズと同じくガリシアクラシックとなります。

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公式サイト「WSL

2019年USオープン過去記事