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現CT(チャンピオンシップツアー)ランキングトップでパイプマスターズでのタイトルレースに挑むイタロ・フェレイラ「Italo Ferreira」(25歳)。

タイトルレースに絡むブラジリアントリオ(イタロ、ガブリエル、フィリペ)の中で、真っ先にハワイ入りした様子を見る限り、ワールドタイトル獲得に向けての気迫が伝わってきます。

そんなイタロが、爆発的な追い上げを見せたヨーロピアンレグでの動画を公開。

今回の動画は、イタロ・フェレイラによるフランスとポルトガルでのフリーサーフィンとコンテストサーフィンの映像をお届けします。


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フランスでは準優勝、ポルトガルでは優勝と、2イベントでファイナリストとなりCTランクを大幅に上昇させたイタロ。

そんなイタロによる今回の動画ですが、やはりエアリバースのフルローテーションを当たり前のようにメイクしてくる辺りは強烈です。

コンテストでは大してスコアにならないポップショービット(空中へ飛び出してからサーフボードを横方向へ180度回転:バリアルとも呼ばれています)なんかもメイクしちゃってます(笑)。

また、WSL(ワールドサーフリーグ)公表では168センチと小柄ながらも(海外の公表身長は適当なので、もう少し小さいと思います)、大柄なサーファーに負けないスプレーを飛ばすパワーサーフィンもインパクトが強いです。

昔は日本人サーファーのパワー不足は欧米サーファーとの体格差が理由と言われていましたが、イタロやアドリアーノ・デ・スーザなどのブラジリアンが体格の差は関係ないと証明していますね。

お茶目なキャラクターでも知られるイタロですが、最近のSNSでこんな投稿をしていました。

ハワイでのジャドソン・アンドレとのフリーサーフ動画となっていて、投稿内容は「悟空vsクリリン」。悟空は金髪のイタロで、クリリンは髪の毛が寂しい感じになっているジャドソン(笑)。

さて、タイトルレースに話を戻すと、イタロは今回がタイトルレース初挑戦となります。

初挑戦の場合、大きなプレッシャーに押し潰されてしまい、まずワールドタイトル獲得には至らないと言うのが一般的な声。

例外的存在は7×ワールドチャンピオンのステファニー・ギルモア。ステフはルーキーイヤーにワールドタイトルを獲得しています。

ステフの場合は高校を卒業してからワールドツアーに本格参戦したものの、高校時代にもCTイベントにワイルドカード出場して優勝経験がありました。

そして本人も、CTに入ればワールドチャンピオンに簡単になれると自信満々だったそうなので、当然といった感じでプレッシャーなど無かったのでしょう。

話を戻して、イタロの場合も何かやらかしてくれそうな気が。特に今年のISAイベントを思い出して下さい。

イベント開催数日前にアメリカでのパスポート紛失から始まり、ハプニングを乗り越えての優勝でしたからね。

個人的には今年はイタロイヤーといった感じがするので、スーパーサイヤ人となったイタロがやってくれそうな気がします(笑)。

イタロ・フェレイラの過去記事