先日お届けした通り、2019年10月26日に一般オープンとなったブリストル(イギリス)のウェイブプール「The Wave(ザ・ウェイブ)」。
ウェイブガーデン社による造波装置「The Cove(ザ・コーヴ)」のフルスケール版を搭載した世界初のウェイブプールです。
現在、世界で最も注目度の高いウェイブプールと言えますね。
今回の動画は、レッドブルが公開した五十嵐カノアなどといったサーファーがザ・ウェイブをテストライドする映像をお届けします。
スポンサーリンク
1時間で1,000本以上の人工波を発生可能と言う造波装置を使用していることから、注目を集めているザ・ウェイブ。
当初はフルスケール版ザ・コーヴを搭載したウェイブプールと言えば、オーストラリアのメルボルンで今年オープン予定のアーバンサーフ(URBNSURF)が世界初になると謳っていましたが、ザ・ウェイブが先を越す事となりましたね。
すでに一般オープンしているということで、お金さえ払えば誰でもサーフィン可能となっているザ・ウェイブ。
実際にサイトの予約状況をチェックして見ると、上級者向けの波であっても週末以外ならば空き状況が確認できます。
ですが、ちょっとした問題もあるようです。これまでに公開されているザ・ウェイブの動画を見ると、プロサーファーがザ・コーヴらしいバレルありの人工波を堪能しています。
しかし、一般向けでは同程度のクオリティの波をまだ体験できないとか。あくまでも、プロサーファーによるライディング動画はプロモーションのようです。
実際にザ・コーヴを稼働させてからまだ1カ月ほどしか経ってないので、あまり造波装置に過度な負荷をかけたくないのでしょう。
そのため、プロによるテストライド動画と同じ波を体験できないならば意味がないと、何カ月も前から事前予約していた一般サーファーの中には予約をキャンセルしているサーファーもいるようです。
あくまでも突然のシステムダウンや故障などを避けるため、試し運転からスタートしているザ・ウェイブ。
今後、これまでに動画で見ていた以上の波になるとの話もあるので、これが完成形ではなくさらなる進化を楽しみにしたいところです。