オーストラリアを代表するツインフィンマスターの一人であるアッシャー・ペイシー(Asher Pacey)。
昨年はかつてのスポンサーであったRVCA(ルーカ)と再びスポンサー契約を結んだりと、30代後半のアッシャーはまるで若手のように順調なスポンサー事情を経ています。
今回の動画は、今なお勢いに乗っているアッシャー・ペイシーによるメキシコのポイントブレイクでのフリーサーフィン映像をお届けします。
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アッシャーのスポンサー事情についてはルーカ以外にも大きな変化がありました。
これまでのサーフボードスポンサーであった世界大手のDHDから、カリフォルニアのサンクレメンテを拠点にするアルバムサーフボードに移籍したのです。
DHDからはアッシャーモデルのツインなどリリースされていたし、現在はモダンツイン人気が出てきたといっても、やはり時代の流れはトップクラスの有名サーファーが乗るボード。
過去にはミニボードが流行の兆しを見せたものの爆発することはなく、ケリー・スレーターが使用したことで起爆剤となったことがあります。
やはり、世界トップが気に入ったり使ったりしない限り、新たなデザインなどは一般サーファーに幅広く浸透することはないのかなと思います。
そのサーファーが、例え世界的に知られるツインフィンマスターのアッシャーであっても、知名度としては流行を生み出すほどには至らないのでしょう。
何はともあれ、アルバムサーフボードがサンクレメンテをホームとしているので、今回のメキシコトリップが決行されたのかもしれません。
ツインとスラスターでは別物に見られがちですが、コンテストサーフィンで流行ってきているレイバックハックを取り入れたりと、重なる部分がある点が興味深いです。