今年2020年1月にオープンしたオーストラリアVIC(ビクトリア)州メルボルンのウェイブプール「URBNSURF(アーバンサーフ)」。
待望のグランドオープンを果たしたものの、残念ながら3月から新型コロナウイルスの感染拡大に伴い休業となっています。
ですが、ようやく再オープンすると発表されました。
今回の記事は、アーバンサーフ再オープンに伴い新たな人工波が設定されたそうなので、アーバンサーフに関するニュースをお届けします。
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アーバンサーフが再オープンとなるのは6月19日(金曜)。ビクトリア州の非常事態宣言が延期されたことでなかなか再オープンに漕ぎ付けなかったので、ようやくといった感じです。
再オープンに加え、休業期間には造波装置のオペレーターが新たな人工波のテストを繰り返していて、2種類の波の設定を行ったと言います。
新たな人工波の名称は「CRUISER SESSION(クルーザーセッション)」と「EXPERT SESSION(エキスパートセッション)」。
クルーザーセッションはその名の通り、クルーズを楽しむ波なのでロング、ファンボード、フィッシュに最適とのこと。
イメージ的には、マリブ、ヌーサヘッズ、バイロンベイ、ポイントロードナイトのようなメローな波だそうです。
注目なのはエキスパートセッション。エキスパートということで、サイズがあり、リップが分厚く、ヘビーなスラブ(slab:底ボレするバレル)とのこと。
ただし、風向きに合わせて4つのモードを使い分けるようです。オンショアの時は3つのバリエーションのビーストモード、オフショアの時はビーストプラスといった感じです。
とても興味深い点として、モダンウェイブプールは屋外施設であることから、コントロールされた環境が特徴であるものの、風向きに関してのみコントロールできません。
基本的にオフショアが吹きやすい向きに建設しているとは思いますが、年中風向きが一定というわけではないので、エキスパートセッションでは唯一コントール不能な風向きという自然要素を遊びのように取り入れているわけです。
ちなみに、エキスパートセッションの値段は129豪ドル(現為替レートで約9,600円)で、1時間のセッションで大体18本は乗れるとのこと。
ということは、人工波の一本当たりの単価が約530円となります。
再オープンと同時に、嬉しいニュースを届けてくれたアーバンサーフ。今後公開されるであろう新たな人工波でのライディング動画が楽しみですね。
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公式サイト「URBNSURF」