トップフリーサーファーのデーン・レイノルズの動画プラットフォームとなっているサイト「CHAPTER 11 TV」。
同サイトのYoutubeチャンネルからシリーズ動画となる「SHIT WAVES」がリリースとなりました。
記念すべき初回にフィーチャーされているのはエイトン・オズボーン「Eithan Osborne」(20歳)。
今回の動画は、エイトン・オズボーンによるフリーサーフィン映像をお届けします。
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「Shit Waves」というタイトルは、日本語では直訳といった感じとなる「クソ波」という意味になります。
ただ、クソ波の定義は非常に難しいのですが…。
一般的には、波のサイズが小さく、風の影響を受けてフェイスがガタガタになっているようなコンディションを指すでしょう。
ですが、全てのサーファーにとってオフショアのグラッシーコンディションが理想とも言えないのです。
例外となるのはエアリアルサーファーで、エアーをする上で有利になるエアウインドは波のショルダー側から吹くサイドショア。
この風向きだと、リップから飛び出した時にサーフボードのボトム面に風が吹きつけるため、サーフボードと足が離れにくなるのです。
つまり、エアリアルのメイク率が上がることになるので風を利用しますね。
風が強い島であるマウイ島のアルビー・レイヤーやマット・メオラが世界初となるエアリアルをメイクする時は、必ずかなり強めのサイドショアが吹いているコンディションですし。
さて、今回の動画ではエアリアルで名を売ったエイトンをフィーチャーしているので、一般的にはクソ波でも、エイトンには最高なエアウインドコンディション。
サーフィンが上手くなればなるほど、楽しめるコンディションの幅が広がるというわけです。