現在人気を博しているサーフボードモデルと言えるフィッシュ。
大手サーフボードブランドが力を入れるのは基本的にハイパフォーマンスモデルですが、ここ数年は各ブランドがこぞってフィッシュモデルをリリースしているほどです。
そんなフィッシュの元祖と呼ばれているのがサンディエゴのスティーヴ・リズ。
今回の動画は、エリス・エリクソンがスティーヴ・リズのフィッシュに乗るフリーサーフィン映像をお届けします。
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世代的にあらゆるサーフクラフトを経験してきた1951年生まれのスティーヴ・リズ。
ニーボーダーとして知られるスティーヴは、1966年に古代ハワイで波乗りに使われていた板切れのようなパイポのワールドチャンピオンシップで優勝。
1970年には米国チャンピオンシップのニーボード部門でも優勝と輝かしいキャリアを誇っています。
そんなスティーヴのもう一つの顔としてサーフシーンで有名なのが、フィッシュデザインのオリジナルを生み出したクリエイターという点。
サーフボードデザイナーのスティーヴがかつて好んでいたのは、テールデザインがタイトなピンテールでした。
でしたが、タイトすぎるためかサイドフィンの引っ掛かりに満足がいかず、テールを分裂させてフィンをサポートするために必要な幅を生み出したことで誕生したのがフィッシュとのこと。
さて、今回の動画ではボードコレクターのエリック”バード”ハフマンのもとで、30年以上眠っていたスティーヴのフィッシュを引っ張り出し、エリスが乗ってみることに。
近年流行となっているフィッシュは、いわゆる新旧の良いとこ取りをし、パフォーマンス性能を向上させたモダンフィッシュ。
一方、今回のフィッシュは30年以上前のものということで、今から20年ほど前に流行ったレトロフィッシュといった感じでしょう。
果たして、スティーヴのレトロフィッシュでエリスがどのようなラインを描くのかチェックして見て下さい。