Photo: Ed Sloane/World Surf League

現地時間2022年4月15日(オーストラリア)、ビクトリア州ベルズビーチを舞台にしたCT第4戦「Rip Curl Pro Bells Beach」が開催。

イベント5日目となった本日は、メンズのラウンド4とウイメンズのクオーターファイナルが終了しました。

今回の記事は、リップカールプロベルズビーチのイベントレポート、本日の結果、ハイライト動画、今後の波予報といったイベント情報に関するニュースをお届けします。


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イベントレポート

メンズ

本日楽しみであったヒートの一つが、ジョンジョン・フローレンスとモーガン・シビリックが対戦となったヒート4。

実はモーガン、ツアーデビューした昨年に2度もジョンジョンとの直接対決を制したジョンジョンキラーなためです。

でしたが、昨日に引き続き本日も絶好調なジョンジョンはトータルハイエストスコア17.77、シングルハイエストスコア9.07をマーク。

トレードマークと言えるレイバックハックに加え、これでもかとレールを入れ続けるカーヴィングなどエアリアル抜きでもレパートリー豊富なパフォーマンスは圧巻でした。

昨日大番狂わせを起こしたワイルドカード出場のミック・ファニングは、本日はツアールーキーのカラム・ロブソンと対戦。

なかなか両者共に2本のスコアを揃える事ができないままヒートは進行し、ヒート後半に差し掛かったところでミックが6ポイント台を2本揃えてリードすることに。

ヒート終盤に進むとカラムが6.73をマークして追い上げてくるものの、ミックは7.50とスコアを伸ばして引き離しました。

しかし、ヒート残り90秒という所でカラムが波をキャッチし、逆転に必要なスコアが7.54という所で7.77を叩き出して逆転劇を演じました。

ジョンジョンとカラム以外でラウンド4を勝ち上がったのは、オーウェン・ライト、イーサン・ユーイング、フィリペ・トレド、ミゲル・プポ、ジャック・ロビンソン、イタロ・フェレイラとなります。

次なるクオーターファイナルでは、フィリペとジョンジョン、ジャックとイタロなどといったマッチアップが注目されそうです。

本日のヒート結果

今後のヒート表

ウイメンズ

ミッドシーズンカットを前に厳しいシチュエーションで臨んだコートニー・コンローグとサリー・フィッツギボンズの直接対決となったクオーターファイナルのヒート1。

このヒートは、直近開催となった2019年に優勝を果たしているコートニーが勝利する結果となりました。

ちなみに、ミッドシーズンカットについては、CTサーファーの半数以上が撤廃を望む嘆願書をWSLに提出していて、撤廃されなければマーギーズプロをボイコットする動きがあるとスタブ誌が報じています。

本日のスーパーヒートと題して行われたのはカリッサ・ムーアとステファニー・ギルモアのワールドチャンプ対決。

同ヒートはなかなかセットが入らないスロースタートとなり、そんな中でも少しずつスコアを重ねるカリッサに対し、なかなかスイッチの入らないステフ。

結局、ステフはヒート残り時間5分を切ってから乗った波で、同ヒートのシングルハイエストとなる7.83をマークしたものの、バックアップスコアを揃えるには至らず敗退となりました。

コートニーとカリッサ以外でクオーターファイナルを制したのは、タイラー・ライトとブリッサ・ヘネシーとなっています。

本日のヒート結果

今後のヒート表

ハイライト動画

波予報

サーフラインによると明日16日は5~8フィートで風向きはサイドオフショア、明後日17日は6~8フィートのオフショアで、17日の方がコンディションはベターとのこと。

ただし、風予報が外れることは多々あるので、明日のコンディションが悪くなければイベント最終日にしてしまう可能性も十分にあるかと思います。

まとめ

現在の日本とビクトリア州の時差は1時間のみで、ビクトリア州が1時間進んでいます。

現地時間の午前7時のファーストコールは、日本時間では午前6時となります。

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公式サイト「WSL

2022年リップカールプロベルズビーチの過去記事

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