CT(チャンピオンシップツアー)レベルまで上り詰めたプロサーファーの中でも、強い個性を放っていた最後の存在であったと言えるボビー・マルティネス「Bobby Martinez」(40歳)。
ジュニア時代からコンテストシーンでは目覚ましい活躍を見せ、当然のようにワールドツアーへの階段を上っていきましたね。
ちなみに、ヒスパニック系として初のCTサーファーでもありました。
今回の動画は、ボビー・マルティネスによる今年2022年に撮影されたフリーサーフィン映像をお届けします。
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ボビーのCTサーファー時代、今季から採用されたミッドシーズンカットが導入されたことがありました(現在とは少しシステムが異なりますが)。
当時のボビーはその内容が気に入らず、ニューヨーク開催となったCTイベントの勝利者インタビューでASP(WSLの前身団体)をFワードを使ってボロクソに批判し、そのままCTから去っていきました。
その時代辺りから、プロサーファーのメディア対応も徹底されてきて、インタビューでは大半のサーファーが似たようなコメントをするようになってきたので、ボビーは自分の意思を率直に吐き出した最後の存在とも言え、だからこそといった人気が今なおあります。
そんなボビーの今回の動画ですが、ここ最近のボビーで個人的に気になっているのはCI(チャネルアイランズ)からリリースされているボビーのシグネチャーモデルであるボビークアッド。
小波向けとなるグロヴェラーモデルでありながら、実はある程度サイズがあっても調子良かったとのこと。
おそらく一般サーファーであってもオーバーヘッドくらいまでは使えると想定すると、ほぼメインボードとして使えることになるでしょう。
先月バリ島に滞在時、CIのボードを扱っているサーフショップに行くと、ボビークアッドのストックが目立つ位置に置いてあったので、現在一押しのボードモデルであると感じました。
ツインピンやボビークアッドとようやく時代はセンターフィン無しモデルにシフトして来たのもあり、最近のCIのラインナップは興味深いです。
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