オーストラリアでコロナ禍の2020年8月にスタートしたサーフィンをテーマにしたテレビ番組「Rivals(ライバルズ)」。
同番組は、かつてライバルであった元CTサーファーたちを集めてオンラインコンテストを行うと言った内容でした。
今年でシーズン3を迎える今シーズンは、現役世代のアンダーグランドオージーサーファーたちが主役となることに。
今回の動画は、ソリ・ベイリー「Soli Bailey」(27歳)をフィーチャーしたライバルズのシーズン3エピソード5が公開されたのでお届けします。
スポンサーリンク
今シーズンのライバルズにおいて、コンテストキャリアに関してはトップレベルのソリ。
2019年にはCTデビューを果たし(残念ながら同年にツアー脱落)、2017年にはパイプラインを舞台にしたボルコムパイププロ優勝という輝かしいキャリアを誇るわけですから。
そんなソリの大きな特徴は、オーストラリアの先住民であるアボリジニの血を引いているという点。
世界的に先住民と言うと移住してきた白人にお金だけもらい、蔑ろにされるというイメージがあります。
アメリカのインディアンに然り、オーストラリアのアボリジニも似たような印象があります。
私がオーストラリアに暮らしていた時は、アボリジニは政府から補助金をもらう代わりに白人社会から隔離され、昼からパブで飲んでいる人もいました。
だからこそ、そのアボリジニが世界を舞台に活躍するとなれば、若いアボリジニに夢や希望を与えられるという点でソリの功績は大きいと言えます。
そんなソリはバイロンベイをホームにしているということで、ライバルズヒートの舞台に選んだのはビーチブレイクのタローズ。
しかし、タローズの波は良くなくてブロークンヘッドに移動するも、こちらもグダグダな感じでヒートを終了することに…。
現役世代のライバルズということで、常日頃からホームにいるわけではないのでチャンスが限られてしまい、こうなる恐れは十分にあったのですが残念ですね。