次世代マウイボーイズの一人であるハワイのマウイ島をホームとするカイ・ポーラ「Kai Paula」(19歳)。
風が強い島育ちということで、エアウインドを生かしたエアリアルを得意とし、アルビー・レイヤーやマット・メオラといった先駆者の軌跡を辿っています。
そしてついに、アルビーの背中に追い付くことに。
今回の動画は、アーリーウープのダブルスピンメイクも収録されたカイ・ポーラのフリーサーフィン映像をお届けします。
スポンサーリンク
エアリアルにおいて、最も物議を醸すと言っても過言ではない「ダブルスピン」という表現。
ダブルスピンと言うとイメージとしてはフルローテーション×2で720度の2回転ですが、とても曖昧な表現として使っているためです。
一般的にダブルスピンと言う言葉が使われるエアーのバリエーションは、エアリバースとアーリーウープ。
ただし、エアリバースはサーフボードのノーズがフェイスから飛び出してから岸を向くまでの回転が360度以上、アーリウープだと180度。
これだけ回転角度が異なるにも関わらず、いずれも2回転っぽいローテーションをダブルスピンと一緒くたにしているためです(アーリーウープのダブルスピンは540と呼ばれることが多い)。
さて、そんなダブルスピンの中でカイがメイクしたのは、フロントサイドのダブルウープ(アーリーウープのダブルスピン)。
アルビーが世界初メイクしたバリエーションであり、アルビーの目の前でメイクして見せたのです。
アルビーはダブルウープーは一般的なバリエーションになってほしいと話していたので、自分以外にメイクするサーファーが出たのは嬉しかったことでしょう。
ちなみに、この動画の編集を手掛けたのもアルビーです。