現地時間2023年2月13日(ハワイ)、ハワイのオアフ島サンセットビーチを会場としたCT第2戦「Hurley Pro Sunset Beach」が開幕。
波予報通りにウェイティングピリオド2日目にイベント初日が開催となり、本日はウイメンズのラウンド1~2、メンズのラウンド1ヒート8まで終了しました。
今回の記事は、ハーレープロサンセットのイベントレポート、動画、今後の波予報といったイベント情報をお届けします。
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イベントレポート
ウイメンズ
ウイメンズからスタートし、男女のラウンドを交互に開催するのではなくラウンド2まで終えてからメンズラウンドに突入した変則的な本日。
ラウンド1でのトータルハイエストスコア11.50とシングルハイエストスコア6.83をマークしたのは、CT初戦で優勝を飾ったカリッサ・ムーア。
フロントサイドのレールゲームという事で、2戦連続優勝を決めてもおかしくないカリッサが安定した強さを見せました。
パイプイベントでは1コケという珍しい結果に終わったステファニー・ギルモアも、ファーストラウンドではミッドレンジスコアを2本揃えて、順調に1位でラウンドアップ。
ライトのオープンフェイスというコンディションを考えると、カリッサとステフはいずれも優勝候補と言えるでしょう。
イリミネーションラウンドのラウンド2に進むと、大活躍したのはハワイアンのガブリエラ・ブライアン。
ラウンド1のカリッサのトータルスコアを上回り、本日のトータルハイエストスコア11.67をマークしています。
ラウンド2では、テレサ・ボンヴァロトとコートニー・コンローグの2名が敗退の結果に終わりました。
ヒート表
メンズ
メンズラウンドでトータルハイエストスコア15.83をマークしたのは、言わずと知れたジョンジョン・フローレンス。
シグネチャームーブであるレイバックハックに加え、驚きのロングバレルをメイクしたりと簡単そうにサンセットの波を乗りこなす様は圧巻でした。
ジョンジョンのコメントは以下の通り。
波は最高にファンで、サンセットにとってファンサイズだった。
パドルアウト中に何本もクリーンウェイブがブレイクしているのを見たから、いっぱい波に乗れるってエキサイトしてたんだ。
ヒートが終わってみれば、あんまり本数に乗れなくて残念だったけど。
ジョアンとは去年は何回か良い感じの対戦をしてて、今回もまた同じヒート。
どんな結果になるか分からなかったから、自分自身にフォーカスしてヒートに臨んだら、何本か良い波に乗れたからストークしてるよ。
本日のシングルハイエストスコア9.00をマークしたのは、レールゲームにおいてスタイルマスターと呼ばれるイーサン・ユーイング。
バックアップスコアが3ポイント台と低かったのでトータルスコアは伸び悩んだものの、1位通過でラウンドアップを決めました。
サンセットの波質に合ったスタイルで、今イベントで活躍すると見られるサーファーの一人は五十嵐カノア。
カノアのレールゲームもCTサーファーの中ではトップレベルで、ジャッジからの評価も高くエクセレントレンジとなる8.17をマーク。
安定のトップ通過でラウンド3進出を決めています。
ちなみに、カノアのトータルスコアは本日のセカンドハイエストスコア13.64でした(ジョアン・チアンカと同率)。
ヒート表
ハイライト動画
波予報
本日のスウェルは明日には大きくサイズダウンするものの、明後日15日から新たなスウェルが入る予報。
15日は1日を通してサイズアップしていくものの、最もサイズが上がるのは遅い時間帯の見込みとなっています。
16日はサイズダウン傾向ですが、午前中はフェイスで6~10フィートあり、風は弱い東寄りの予想となっていて、予報通りならば次なるイベント開催日は2月16日になると見られます。
まとめ
日本とハワイの時差は19時間で、日本が19時間進んでいます。
ネクストコールとなる現地時間の2月14日午前7時30分は、日本時間では2月15日午前2時30分となります。
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公式サイト「Hurley Pro Sunset Beach」