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現地時間2025年1月29日(ハワイ)、オアフ島ノースショアのパイプラインが会場のCT(チャンピオンシップツアー)イベント初戦「Lexus Pipe Pro」が開幕。
イベント初日となった本日は、スウェルの向きが北寄りということで、パイプラインと同じピークからブレイクするライトハンダーのバックドアがメインの舞台となりました。
そしてメンズのラウンド1、ウイメンズのラウンド1ヒート4までの進行となっています。
今回の記事は、2025年パイププロのイベントレポート、ヒート結果、ハイライト動画、今後の波予報と言ったイベント情報をお届けします。
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2025年パイププロ初日のイベントレポート
メンズ
今シーズンのファーストデイを迎えた本日、今季2025年シーズン欠場を発表したジョンジョン・フローレンスやツアーを離れたケリー・スレーターが出場したりと、人気サーファーが揃って出場となりました。
本日は思っていたよりもコンディションが良いという事で、まずはメンズラウンドからスタートとなることに。
WSLが発表した本日のコンディションは3~5フィートで、序盤はバレルもそこそこあったものの、マニューバ勝負になるヒートも多くみられました。
さて、本日のトータルハイエスト13.33をマークしたツアールーキーのマルコ・ミニョット。
メンズラウンドのラストヒートに出場したマルコだったので、バレルよりもマニューバ勝負のヒートとなり何度となくエアリアルで攻めることに。
そして怪我のリスクが高くなるフラットランディングでのエアリバースをメイクしてトータルハイエストをマーク。
シングルハイエスト8.00をマークしたのはヒート3に出場したジャック・ロビンソン。
序盤ヒートに出場したジャックロボはマルコとは対照的に、バックドアのバレルをしっかりとメイクしてのスコア。
動画を見ると難なくメイクしてますが、テイクオフのポジションが相当レイトだからこそのハイスコアに繋がったのでしょう。
生きる伝説のケリー・スレーターもラウンド1で1位通過を果たし、今回のヒート勝利はパイプイベントにおいて99勝目だとか。
次なるヒートでパイプイベントでのヒート勝利100勝目を記録することになるのか注目ですね。
ラウンド1で3位敗退となり、ラウンド2送りになったサーファーはヒート順に以下の通り。
*グリフィン・コラピント
*デイヴィッド・シルヴァ
*イーライ・ハンネマン
*ヤゴ・ドラ
*アレホ・ムニツ
*ジャクソン・バンチ
*ライアン・カリナン
*サミュエル・プポ
*ジョエル・ヴォーン
*イマイカラニ・デヴォルト
*リアム・オブライエン
*ミゲル・プポ
ヒート表
ウイメンズ
メンズラウンド後に4ヒートのみ開催となったウイメンズラウンド。
本日のトータルハイエスト13.83、シングルハイエスト7.33をスコアしたのは2×ワールドチャンピオンのタイラー・ライト。
バレルの少なくなったウイメンズラウンドで、見事にバレルをメイクしてのハイスコアでした。
ただ、ウイメンズでベストパフォーマンスを見せたにも関わらず、全くタイラーのライディングはWSLのSNSで取り上げられていません…。
Youtubeでのヒートリプレイですら、なぜかウイメンズで唯一タイラーのヒートだけ公開されていませんし(下記の初日ハイライト動画のラストのみ)。
次戦となるサーフアブダビ関係のしこりがあるのかなと勘ぐってしまいます…(さすがにそこまで幼い対応は無いと思いますが)。
タイラーに次いでの2ndトータルハイエスト12.67をマークしたのは、2024年ワールドチャンプのケイトリン・シマーズ。
相変わらずのスタイリッシュなライディングで、何気なくバレルを見つけて簡単そうにメイクする姿は圧巻でした。
ヒート表
2025年パイププロ初日のハイライト動画
2025年パイププロの最新波予報
現時点においてすでに現地時間1月30~31日までのレイデイ(Layday:イベントのオフ日)が発表されていて、次なるコールは2月1日午前7時45分。
1日の予報としては、波のサイズは6~8フィートなのでそれほど悪くはないのですが、風向きなどといったコンディションはあまり良くない見込み。
サーフラインによると2月3~5日のコンディションが現段階でベストコンディションになると見られ、特に4日はコンディションが良く8~10フィートの予報。
全体的に見て今季イベント期間のパイプは大きな期待が持てないので、少しでも良いコンディションでヒートをこなすためにも、じっくりと波チェックを重ねていけそうなタイミングで少しずつでもヒートをこなしていくように思えます。
つまり、1日以降は短時間開催であろうがいつ開催されてもおかしくないと予想しています。
まとめ
日本とハワイの時差は19時間で、日本が19時間進んでいます。
次なるコールとなる現地時間2月1日午前7時45分は、日本時間では2月2日午前2時45分となります。
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公式サイト「WSL」