
過去10年ほどで加速しているモダンウェイブプールの世界的な建設ラッシュ。
海では不可能であった同一の波での反復練習が可能という事でサーフィン体験のみならず、プロのトレーニンググランドとしても注目を集めています。
そんなウェイブプールでプロサーファーの正統な利用方法の一つと言えるのが、エアリアルの練習ではないでしょうか。
今回の動画は、ヨーロッパのプロサーファーによるウェイブプールでのエアリアル映像をお届けします。
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ウェイブプールの存在意義は単一ではなく複数に渡ります。
まず第一として、サーフィンは海が近くにないとできないので、海から離れた内陸エリアにウェイブプールを建設してサーファー層の母数を増やすという狙い。
もう一つはサーフランチを開発したケリー・スレーターのよう、ビギナーではなくサーファー向けに海に近いリアルな波を追求するという目的。
基本的に現在のウェイブプールは両方を兼ね備えているのですが、ビジネス面で考えればビギナー向けのテイストの方が強いでしょう。
と言うのも、サーファー向けとなればできる事は限られるためだと思います。
サーファー向けで海では簡単に当てる事のできないシチュエーションと言えば、ビッグバレル、スラブ、エアセクション。
この中で最も実現可能なのがエアセクションなので、プロサーファーなどのウェイブプール活用法として最も有用なのがエアリアルのトレーニングでしょ。
そしてヨーロピアンサーファーがトライしたエアーチャレンジ。
スイスのアライアベイを舞台に、どれほどのバリエーションのエアリアルがメイクされたのかチェックして見て下さい。