
Photo by Matt Dunbar/World Surf League
2026年11月2日(フィリピン)、シャルガオ島のクラウド9を会場とするCT(チャンピオンシップツアー)第11戦「Philippines Pro」が開催。
イベント3日目の本日は、メンズのラウンド2の残りヒートとなるヒート3~8とクオーターファイナル、そしてウイメンズのクオーターファイナルが開催されました。
本日の記事は、2026年フィリピンズプロのイベントレポート、本日の結果、ハイライト動画、最新波予報などと言ったイベント情報のニュースをお届けします。
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2026年フィリピンズプロ日目のイベントレポート
メンズ
本日のラウンド2でシングルハイエストスコア8.40、トータルハイエストスコア15.23をマークしたのはガブリエル・メディナ。
リアム・オブライエンと対戦となったヒートでの事で、ヒートは後半に入るとリアムが8.33をマークし、その直後にはバックアップスコアを伸ばしてリードする展開に。
その後は、なかなかガブリエルにチャンスが訪れずに時間だけが過ぎ、逆転のチャンスを得たのはヒート残り30秒ほどのこと。
この波はバレルにはならなかったものの、強烈なパワースナップを二発入れた後、ガブリエルの十八番と言えるフルローテーションをメイクしてシングルハイエストを叩き出して大逆転を果たすことに。
こういった土壇場のミスが許されないチャンスを逃さないところこそ、ガブリエルらしさが光ったと言える素晴らしい逆転劇でした。
クオーターファイナルでのシングルハイエストスコア9.87、トータルハイエストスコア17.37をマークしたのはヤゴ・ドラ。
シングルハイエストに関してはパーフェクト10だと思うほどのライディングでした。
マニューバとしては、スーパーディープなバレルでフォームボールに掴まりながら抜けて来て、フィニッシュはフルローテーションをメイクと言うコンビネーション。
同ヒートでこれ以上ないほどパーフェクトなライン取りでマニューバをメイクして見せたといった感じでした。
バレルスポットでありながらエアーにもしっかりとスコアが付くジャッジ基準となっていて、印象的だったのはフィリペ・トレドによる単発アーリーウープ。
とにかく高さが強烈で、しかも着地はフォームボール上ではなくフラットセクションというおまけつき。
フラットセクションへの着地は膝への負担が大きく、怪我に繋がると以前は言われていたもののブラジリアンストームは全く関係なくフラットセクションに着地するのでエアーを仕掛けられる場所が多いのは大きな強みです。
フィリペはこれほどのハイスコアを出したのですが、対戦相手のイーサン・ユーイングも9ポイント台をスコアし、バックアップスコアでイーサンが勝ることでフィリペが敗退することに。
フィリペは今季はツアー落ちの恐れもあるほどランキングを落としていたものの、今回のクオーター進出でランキングが19位へと上がり、ツアー残留に関しては安全圏に入ったと見られます。
本日の最終ヒートではガブリエルが再びの逆転劇を演じることに。
波的にあまり巻かなくなり、ガブリエルが狙ったのは得意のフルローテーション。
なのですが、着地と同時に体が後方に倒れてワイプアウトと誰もが思った瞬間に波に体を押される形になったのか立ち上がってメイクすることに。
本当に神がかっていたと言えるパフォーマンス続きとなったガブリエルのヒートは見逃せませんね。
タイトルレースに目を向けると、今イベント前の段階で現実的にタイトルレースに絡むと見られたのがランキングトップ6で、その中で本日はグリフィン・コラピントとレオナルド・フィオラヴァンティが敗退。
トップ6で勝ち残っているのは、ランキングトップのヤゴ・ドラ、CTランク3位にアップしたガブリエル・メディナの2名のみ。
そして次なるセミファイナルでヤゴとガブリエルは直接対決となり、ガブリエルが勝利すればトータルポイントでかなりヤゴに迫ることになります。
ちなみに、本日の結果により今季最終戦となるパイプマスターズでは、ヤゴがイエロージャージを着用して出場する事が確定となりました。
つまり、セミファイナルでガブリエルがヤゴを破り、ガブリエルが優勝を果たしても数字上は逆転が不可能となっています。
細かい事を言えば、最終的に3つのワーストポイントを削除したトータルポイントでワールドタイトルが決まるので、ガブリエルが今イベントで優勝すればヤゴより有利になるのですが。
ヒート結果

ウイメンズ
本日のシングルハイエストスコア8.17をマークしたのはイザベラ・ニコルス。
テイクオフからずっぽりとバレルに包まれるお手本のように美しいバレルライドでした。
ちなみに、イザベラの対戦相手はモリー・ピクラムで、モリーはクオーターファイナルで敗退を喫することに。
モリーはタイトルレースでカリッサ・ムーアにチャンスを与えることになり、カリッサが今イベントでもう1ヒート勝ち上がればランキングトップを奪取となります。
本日のトータルハイエストスコア13.67をマークしたのはタイラー・ライト。
タイラーは若手時代からミクロネシアのPパスなどと言ったハードなバレルスポットへトリップしていたほどなので、バレルコンディションになると非常に安定感があります。
本日のニュースとしては、ケイトリン・シマーズがインターフェアを取られ、さらには足首を轢かれることに。
シチュエーションとしては、パドルバック中に対戦相手のヨランダ・ホプキンスがバレルから抜けてきた場所に居合わせてしまい、ヨランダに轢かれてしまい、轢いたヨランダもワイプアウトすることに。
意図的ではないにせよ相手のラインを邪魔したと言う事でインターフェアを取られ、ペナルティとして2ndベストウェイブのスコアが半分になりました。
それでも、ケイティがトータルスコアでヨランダを上回り勝ち上がっています。
ただし、ケイティは足首をおそらくフィンでカットした模様なので、セミファイナルに出場できるのかどうかに注目が集まります。
ヒート結果

フィリピンズプロ3日目のハイライト動画
シャルガオ島クラウド9の最新波予報
明日から波はサイズアップして、明日3日は6~8フィート、明後日4日は8~10フィートの予報となっています。
ペルーでのISAイベントも控えているので、おそらく明日3日をイベント最終日にして終了させることになると思います。
まとめ
フィリピンと日本の時差は1時間で、日本が1時間進んでいます。
イベントのネクストコールとなる現地時間2026年11月3日午前8時半は、日本時間では同日午前9時半となります。
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公式サイト「WSL」







