インターフェア判定が撤回のレアケース!イズキール・ラウが巻き込まれた騒動とは

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イズキール・ラウ via WSL

ジョーディ・スミスの優勝で幕を閉じたワールドツアーイベントのリップカールプロ@ベルズビーチ。

イベント最終日となった昨日、3人ヒートのラウンド4にて、イズキール”ジーク”ラウがインターフェアをコールされたのですが、後に撤回されるという騒動がありました。

今回の記事は、イズキール・ラウが巻き込まれてしまったインターフェア騒動の内容についてお届けします。


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ハプニングが発生したのはラウンド4ヒート3。同ヒートの残り時間10秒の時点において、ヒートリーダーはジーク。さらに、ジークはプライオリティ(優先権)を持っていました。

ヒート残り数秒の時に、逆転を狙うフィリペが波にテイクオフ。当然、フィリペをブロックするためにジークがプライオリティを使ってドロップイン(前乗り)した所でヒート終了のホーンが鳴りました。

*インターフェア騒動となった問題のシーン

誰もがジークがヒート勝者と思っていましたが、しばらくするとジークの行為はインターフェアのコールがなされ、フィリペが繰り上げで勝者となることに。

プライオリティを持っていたジークがインターフェア!?意味が分かりませんでした。ヘッドジャッジによると、以下のルールが適用されたと言います。

ヒート終了後はプライオリティが消滅し、ヒート終了後に他のサーファーにドロップインした場合はヒート中同様のインターフェアと見なされるとのこと。

つまり、ジークが波に乗ったのはホーンが鳴った直後と、ビデオ検証したジャッジ5名全員が判断したのです。ただ、上記動画を見ているとジークのテイクオフ後にホーンが鳴っているので、ヒート中の出来事だと誰もが思ったでしょう。

この点について、ヘッドジャッジはインターネットでライブ配信されている映像と音声にズレが生じていて、ジャッジは映像と音声が一致したビデオを見て判定したとの説明が行われました。

なのですが、納得が行かなかったのは当事者のジーク。ジークは「ヒート終了後のプライオリティルールは知っていたし、ヒート終了のホーンが鳴ったのはテイクオフ後」と主張するため、ジャッジタワーに向かいました。

それから1時間もしないうちに、コミッショナーのキーレン・ペローが登場し、ジャッジが検証し直した結果、ジャッジ側が見ていたビデオに映像と音声のズレが生じていたとの結論で、ジークのインターフェアは撤回されるという珍しい結果となりました。

サーファーはルールの定められたコンテストに自らの意思で出場しているので、基本的にはジャッジの判定に従わざるを得ません。しかし、明らかにおかしいと感じたら、あくまでもケンカ腰ではなく紳士的に訴える必要もあると感じさせられる一件だったと言えるのではないでしょうか。

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