数多くのトップサーファーをライダーとして抱えるサーフボードブランド「DHD」のダレン・ハンドレー。
そんなダレンがオーストラリアのオリンピック強化指定選手と共にサーフ・ランチを訪れ、どのようなサーフボードが合うのか分析。
今回の記事は、ダレン・ハンドレーによるサーフ・ランチに合うボードの傾向、そしてDHDチームライダーによるライディング映像をお届けします。
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豪オリンピック強化指定選手の中で、ステファニー・ギルモア、マット・ウィルキンソン、オーウェン・ライト、イーサン・ユーイング、ブロンテ・マコーレーなどをライダーに抱えるDHD。
そこでダレンはチームライダーのサーフ・ランチでのトレーニングセッションに同行。1週間の滞在にして、半年分のテストに匹敵するほど密な時間を過ごしたそうです。
ディメンション違いの全モデルのボードを持ち込み、テストに取り組んだというダレン。そこで感じたのは、全員の共通点として普段よりも短いボードを好んだとのこと。
オーウェンに至っては普段は6’2″~6’3″に乗るものの、最終的には5’11 1/2まで短くしたとか。ボード素材に関しては、全員一致でエポキシではなくPUだったそうです。
ボードの長さに話を戻すと、ライトとレフトで長さを変えるのが主流となり、フロントサイドではポケットでタイトなターンをするため短め、自分でパワーを生み出すことができるバックサイドではフロントサイドで使うボードより1インチ長めの傾向だったようです。
ウェイブプールという特性上、パドリングがほぼ不要となるのでボリュームは従来よりも落とすことが可能となり、ウェイブプール用ボードの今後は短めで薄めになると見解を示しています。
さて、ウェイブプールが世界中で建設されていけば、それに付随してボードデザインの進化のスピードも増していくことでしょう。
今後サーファーとボードデザインの進化が加速していくことを考えると、どのような未来が待っているのか楽しみでしょうがないですね。
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参照記事:「DHD TEAM TAKE ON THE KSWAVECO SURF RANCH」